【ゲーム株概況(9/21)】壽屋が軟地合い下で高値更新と気を吐く 中国懸念とビットコイン下落のダブルパンチでネクソンは5日続落
-
9月21日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比660.34円安の2万9839.71円で取引を終えた。中国の不動産大手である中国恒大集団の資金繰り懸念が嫌気され、朝方から売り物が先行し、終値ベースで3万円の大台を割り込んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、壽屋(コトブキヤ)<7809>が難地合い下で高値更新と強さを見せた。壽屋は、自社IP製品の好調が前期業績をけん引したことに加え、他社IP製品も「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などの商材を手掛けており、今期も好調を持続することへの期待が膨らんでいるようだ。
また、ブシロード<7803>が買われたほか、KADOKAWA<9468>やイマジニア<4644>、ブロッコリー<2706>などがしっかり。
半面、中国経済への懸念に加え、ビットコイン市場の下落も意識され、ネクソン<3659>が5日続落となり、前週末17日に2021年9月期の減収、大幅赤字計上となる見通しを発表したバンク・オブ・イノベーション<4393>も反落した。
スクウェア・エニックスHD<9684>やコナミHD<9697>など大手ゲーム株は総じてさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- 株式会社壽屋(コトブキヤ)
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 清水 一行
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高163億7900万円、営業利益16億5600万円、経常利益16億円、最終利益11億300万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 7809