1LDK、「ウェブトゥーン」専門会社LOCKER ROOM設立 アカツキも創業出資 伸び代が大きい領域で新しいマンガ表現、ヒット作品を目指す
1LDKは、この日(9月27日)、"縦読みフルカラーマンガ"として知られるデジタルコミック「Webtoon」(ウェブトゥーン)の企画・制作・編集を専門で行うLOCKER ROOMを子会社として設立したと発表した。
同時に、LOCKER ROOMは、第三者割当増資により、アカツキ<3932>より資金調達を行ったことも明らかにした。今回、アカツキとして1社目のWebtoon専用スタジオへの創業出資となる。
1LDKは、5月よりエンターテインメントプロデュース、デジタルマーケティングを主軸に複数のIPプロデュースを行ってきた。
その中で、急成長している “縦読みフルカラーマンガ"「Webtoon(ウェブトゥーン)」に注目し、Webtoonに特化した企画・制作・編集スタジオとしてLOCKER ROOMを設立することにしたという。
LOCKER ROOMでは、自社IP、他社IPに限らず、以下の領域に注目し、日本を代表するWebtoonの作品を育てていく考え。
・ゲーム会社やテレビ局と協業によるWebtoonプロデュース・制作事業
・出版・エンタメ業界で経験豊富なメンバーを中心に自社オリジナルIPの制作事業
・Webtoon制作スタジオとして、外部パートナーとの協業による受託制作事業
Webtoon市場においては、国内のプラットフォームとしては月商数十億規模にまで拡大し、掲載されている作品は月商1億円を超えている例も出てきている。伸びしろが大きいこの領域において、新たなマンガ表現、ヒット作品を生み出す、としている。
■ 株式会社1LDK 代表 朝岡優太氏からのコメント
これまで、 1LDK社は様々な領域でIPプロデュースを行ってまいりました。
創業して1年が経ち、 死ぬまでにやりたい事業ってなんだろう? と考えた時に思いついたのが「漫画事業」でした。 いくつかの事業プランを模索する中、 市場規模の拡大が最も注目されているWebtoon領域に会社として、 個人としても注力すると決断しました。
会社や事業を興すからには、 できるだけ長く多くの人に必要とされる存在でありたいと考えます。 しかし、 コンテンツビジネスにおいては、 論理と感性を織り交ぜながら、 数年間も魂をこめて制作した作品が短命に終わることも少なくありません。
そのようにシビアなマーケットではありますが、 Webtoon専門スタジオを設立し、 読み手も作り手も夜も眠るのがもったいないと思うくらいの面白い作品を生み出していきたいです。 そして、 漫画業界に長く貢献できたらと考えております。
■ 株式会社アカツキ 代表取締役CEO 香田哲朗氏からのコメント
今回、 アカツキで来春始動する縦読みマンガ(Webtoon)事業の仲間作りの一環として出資を決定いたしました。
代表の朝岡君はアカツキの卒業生であり、 当時からその働きぶりを近くでみてきましたが、 泥臭く物事を前進させる力や、 マンガに対する熱量、 クリエイターへのリスペクトが素晴らしいと感じており、 我々のパートナーとして事業を前進する力になってもらえると確信しています。 LOCKER ROOMと共に世界に向けて素晴らしいWebtoon作品を作っていきます。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 1LDK
会社情報
- 会社名
- LOCKER ROOM