ゲーム開発会社のVirtuos、パリに次いでフランスで2番目に大きなゲーム開発拠点リヨンスタジオを新設

シンガポールから世界展開しているゲーム開発会社のVirtuos(ヴァーチャス)は、本日(10月12日)、パリに次いでフランスで2番目に大きなゲーム開発拠点であるリヨンにスタジオを新設することを発表した。今回の拡張は、Virtuosのバイ・アンド・ビルド戦略の重要な要素であり、同社がグローバルな活動拠点を増やし、顧客との距離を縮めるために実施したという。

同スタジオの創設チームは、オーレリアン ケルベシ(Aurélien Kerbeci)氏と、ドメニコ アルバニ(Domenico Albani)氏率いる経験豊富な12人のプログラマーで構成されている。

Virtuos Lyonスタジオ運営を指揮するのは、マネージングディレクターであるオーレリアン ケルベシ氏。17年以上にわたるビデオゲーム業界の経験で、ELB Games社でのチームリーダーをはじめ、Agharta Studioの設立や同社オリジナルのゲームシリーズをモバイル、PCおよびPlayStationプラットフォーム向けに開発してきた。

また、同スタジオのゲーム開発チームを率いるのは、テクニカルディレクターであるドメニコ アルバニ氏。OSome Studioの元共同創設者であり、EdenGamesなどの大手ビデオゲーム開発会社において、ゲームプレイ、技術プログラミング、エンジニアリング、およびソフトウェアアーキテクチャ等の20年近くの経験を持っている。


■クリストフ ガンドン氏
「オーレリアン、ドメニコおよびリヨンの才能ある創設チームのメンバーをVirtuosファミリーに迎えられることを大変嬉しく思っています。チームはVirtuosと文化的に整合しているだけでなく、継続的な成功を実現するのに不可欠である優れたエンジニアリングとドメインの専門知識も備えています。今回の拡張によって、我々はさらに成長を加速させることができ、顧客からの要求を上回る成果をあげられるようになりました。」

■オーレリアン ケルベシ氏
「ゲームセクターの新たな領域を共に探求し続けることによって、Virtuosが熱心に取り組む社員のスキルアップを実現し、彼らが最新技術やテクノロジーの最前線にいることを保証できるのです。私たちは人材育成に投資し続けており、成長軌道に沿って、チームに参加する人材を常に探しています」

■ドメニコ アルバニ氏
「Virtuosのような高い評価を得ている企業に参加できて大変光栄です。そして業界の最先端テクノロジーの限界を共に突破できることを楽しみにしています。また、私たちの知識をより幅広いチームと共有し、パリや世界中の同僚達と緊密に協力しあって、パートナーに最高のゲームソリューションを提供できることを嬉しく思います。」


なお、Virtuosのリヨンスタジオ開設の背景には、9月のベアリング・プライベート・エクイティ・アジアからの1億5000万米ドルの投資で資金調達を行ったことが背景にある。これによってさまざまな地域でのバイ・アンド・ビルド戦略に資金を提供し、迅速にグローバルスタジオネットワーク構築への投資を実施することができる。

Virtuos(ヴァーチャス)

会社情報

会社名
Virtuos(ヴァーチャス)
上場区分
kimura
企業データを見る