テンダ、第1四半期(6~8月)決算は売上高7億2700万円、営業益4700万円に 「テンダラボ」が想定を上回るなどITソリューション事業が順調

  • テンダ<4198>は、10月15日、2022年5月期の第1四半期(6~8月)の連結決算を発表、今回が上場後初の第1四半期決算発表となるため前年同期比較はないものの、非常駐型準委任契約による開発である「テンダラボ」が想定を上回るなどITソリューション事業が順調に推移した。

    売上高7億2700万円
    営業利益4700万円
    経常利益4000万円
    最終利益2100万円

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①ITソリューション事業…売上高4億8100万円、セグメント利益1億5700万円
    企業のDX化などに向けた投資などが活性化されつつある状況もあり受託開発が順調に推移、また「テンダラボ」も想定を上回る受注があった。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は1400万円増加し、セグメント利益は500万円増加した。

    ②ビジネスプロダクト事業…売上高1億2700万円、セグメント利益2600万円
    緊急事態宣言発出により営業活動の滑り出しに影響があったが、主力製品が堅調に推移した。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は300万円減少し、セグメント利益も300万円減少した。

    ③ゲームコンテンツ事業…売上高1億1800万円、セグメント損益700万円の赤字
    主力プラットフォームにおける競合ゲームの活況を受け、自社タイトル『ヴァンパイア†ブラッド』などの業績に影響が出たため、追加の集客施策などのイベントを実施した。また、新規受託タイトル『新選組~桜華妖乱~』の運営を軌道に乗せるためリソースを投入したものの大きな成果に繋がらなかった。なお、収益認識会計基準等の適用による売上高およびセ
    グメント損失への影響はなかった。

    ■通期予想は変更なし
    なお、2022年5月期通期の予想については、従来予想を据え置いている。なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、前期比較はない予想となっている。

    売上高34億3100万円
    営業利益3億2000万円
    経常利益3億1000万円
    最終利益2億2800万円

株式会社テンダ
https://www.tenda.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テンダ
設立
1995年6月
代表者
代表取締役会長 小林 謙
決算期
5月
直近業績
売上高42億3500万円、営業利益4億5500万円、経常利益4億3600万円、最終利益2億6600万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4198
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