NFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」は「LINE Blockchain」が基盤技術 ウォレット作成や本人確認などUIUXに好感触
LINEのブロックチェーン関連事業を展開するLVCは、10月14日、スクウェア・エニックスから発売されたNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」において、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」が基盤技術に採用されたと発表した。
スクウェア・エニックス初となるNFTデジタルシール『資産性ミリオンアーサー 第一弾「-資産王、君臨-」』が2021年10月14日より発売となった。NFTデジタルシールの基盤技術には、LINEが独自開発したブロックチェーン「LINE Blockchain」が採用されている。
NFTデジタルシール等のNFTアイテムは専用ウォレットで取り扱う必要がありますが、ウォレットの開設プロセスは複雑で煩雑な秘密鍵の管理が伴う等の課題があった。
「LINE Blockchain」基盤のNFTは、国内8,900万人が利用する「LINE」のアカウントですぐに登録できるデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保管ができるため、ユーザーは簡単にNFTアイテムを取り扱える。また「LINE Blockchain」では、イーサリアムチェーンなどにおいてNFTアイテムの取引時にかかるネットワーク利用料(ガス代)も無いため※1、より手軽に利用できる。
なお、NFTデジタルシールは「LINE BITMAX Wallet」内の「NFTマーケットβ」※2において、二次流通の開始を予定している。
「LINE Blocchain」採用理由について、スクウェア・エニックスのコメント
ブロックチェーンサービスは、お客様視点でのUIUXが大事だと考えておりました。「資産性ミリオンアーサー」NFTデジタルシールが日本国内において展開することから、国民のほとんどが導入しているLINEは、KYC(本人確認)のハードルも低く、NFTアセットを受け取るまでのウォレット作成(LINE BITMAX Wallet)までのステップ数も少ないため、特にNFTに初めて触れる方にとって、ハードルが低くなることが採用の決め手となりました。
【NFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」概要】
■タイトル:『資産性ミリオンアーサー 第一弾「-資産王、君臨-」』
■販売日時:2021年10月14日(木)
■購入方法:公式サイト(https://shisansei.million-arthurs.com/)にて提供
※1 2021年10月14日現在
※2参考: https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3813
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- LINE株式会社
- 設立
- 2019年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ