【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「ヨクバリス」の使用感をお届け！　ユナイトわざからの「ゲップ」連撃が凶悪なコンボに

2021.10.20 20:05

ポケモンは、『ポケモンユナイト（Pokémon UNITE）』において、本日（10月20日）より、新キャラ「ヨクバリス」を追加した。

本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。

▲ヨクバリスは近接・ディフェンス型。味方のポケモンを守ることや相手のポケモンを妨害することを得意としている。

▲ゲーム開始時はホシガリスから始まり、レベル5でヨクバリスへと進化する。

ヨクバリスは3回目の通常攻撃が強化攻撃となり、しっぽからきのみが落ちてくる。また、命中したときのダメージが増加する。

特性は「ほおぶくろ」で、きのみを食べると、そのきのみ本来の効果が発揮されたあと、さらにHPが回復する。同時にこっそり、しっぽにもう1個きのみを溜めこむ。攻撃、または連続攻撃を受けると、しばらく経ったあとしっぽからきのみが落ちてくる。

ここからは覚える技を紹介していく。まずはホシガリスが使用できる「たいあたり」と「まるくなる」について。「たいあたり」は発動が早く、威力も高い。きのみを溜めた状態で使用し、即2回目を発動できれば、一気に相手のポケモンをKOすることもできる。「まるくなる」でシールドを張りつつ回復もできるため、多少ラインを上げて相手陣に攻め入っても自陣に帰ってくることができる。

●たいあたり
リキャスト：6秒
わざ種別：ムーブ
指定した場所に飛びかかって攻撃する。範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ下げる。「ほしがる」発動中にこのわざを使った場合、飛びかかる場所は指定できず、進行方向の範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。このときしっぽにきのみが溜めこんであると、すべて消費される。消費したきのみが多いほど、わざの待ち時間が短くなる。

●まるくなる
リキャスト：8秒
わざ種別：能力上昇
少しのあいだシールド効果を得る。このとき目の前にきのみが落ちてくる。

レベル5でヨクバリスに進化することで、まずは「ほおばる」か「ほしがる」を覚えられる。周囲にきのみをばら撒く「ほおばる」は、後述の「タネマシンガン」「ゲップ」のどちらとも相性が良い。また、レベル7までは一度きのみを溜めた状態から「たいあたり」⇒「たいあたり」⇒「ほおばる」⇒「たいあたり」とコンボを繋げることも可能だ。もう一方の「ほしがる」もきのみが溜められる技となっており、こちらは技の発動中に妨害無効が付く。さらに、当たった相手の行動を止めることができるため、集団戦での活躍が見込める。

●ほおばる
リキャスト：8秒
わざ種別：能力上昇
きのみをいくつか落とし、食べてHPを回復する。最大HPを超えて回復したぶんは、シールド効果に変わる。わざを使っているあいだ、きのみが目に入ると、少しのあいだ移動速度が上がる。アップグレード後は、しっぽから落ちるきのみの数が増加する。

●ほしがる
リキャスト：9秒
わざ種別：妨害
一生懸命に走り、当たった相手のポケモンにダメージを与えてふきとばす。走っているあいだ、体からきのみが落ちてくる。それを食べると移動速度が少しのあいだ上がり、食べれば食べるほど上がっていく。また、走りながら「たいあたり」、「ゲップ」、または「タネマシンガン」を使うこともできる。

続いて、レベル7で「タネマシンガン」か「ゲップ」を覚えられる。この2つの技がヨクバリスの攻撃において主なダメージ源となるため、ここがヨクバリスのパワースパイクとなるだろう。移動や方向を変えながら攻撃できる「タネマシンガン」は敵を追いながら、または引きながら攻撃できるのが強みとなっている。ただし、単体攻撃であるため射線上に別のポケモンが入ってしまうと攻撃がそちらに当たってしまう点には注意が必要だ。

一方、範囲攻撃の「ゲップ」は一撃の威力が高い。きのみを溜めこむことで2連撃も可能となっているので、不利な状況からでもバーストダメージを叩き出して形勢逆転を狙うこともできる。さらに、ユナイトわざとのコンボが非常に強力で、かなり長い時間わざの待ち時間が0秒になるため、ロトムやカジリガメ、サンダーのHPを一気に削ることが可能だ。

●タネマシンガン
リキャスト：5秒
わざ種別：遠隔
きのみを使って、指定した方向を攻撃する。範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ下げる。溜めこんでいたきのみが多いほど、与えるダメージが増加する。アップグレード後は、わざの与えるダメージが増加する。

●ゲップ
リキャスト：5秒
わざ種別：遠隔
範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ下げる。このときしっぽにきのみが溜めこんであると、すべて消費される。消費したきのみが多いほど、わざの待ち時間が短くなる。アップグレード後は、わざの与えるダメージが増加する。

最後に、ユナイトわざ「よくばりきのみダイブ」について。発動までやや時間がかかるうえ、先に紹介した「ゲップ」とのコンボはわざ発動後に強みを活かせるため、使用タイミングがかなり重要な技となっている。ロトムやカジリガメをKOするため、相手のポケモンをKOするため、行動を阻害するため、と多岐に渡る用途があるので、戦況によってどういった意図をもって使用するか考えながら立ち回ろう。

●よくばりきのみダイブ
わざ種別：範囲
きのみを食べ、HPを回復する。その後指定した場所へと飛びかかり、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えてふきとばす。次に、今度は特別なきのみを食べる。すると少しのあいだ、しっぽに溜めこめるきのみの数が無限になり、すべてのわざの待ち時間がすぐ0秒になる。

今回、ヨクバリスを使用してみて感じたのは、攻防のバランスが良く、1vs1でも集団戦でも活躍の芽がありそうなポケモンであるということ。中でも、ユナイトわざ「よくばりきのみダイブ」からの「ゲップ」の連続コンボは非常に強力。終盤のサンダーを巡る攻防では確実に無視できない存在となるため、相手にするのであれば優先的なKO、またはユナイトわざを使わせる動きが必要になるだろう。

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