ブロッコリー<2706>は、この日(10月21日)、オンラインで決算説明会を開催し、トレーディングカードゲーム『ZX(ゼクス)』の売上について前年同期には及ばないが、徐々に復調してきたことを明かした。第1四半期は前年同期比で37.5%減の1億1500万円だったが、第2四半期は同11.8%減の1億8000万円となった。
同社では、6月に「EXパック第27弾 ドラゴンカジノへようこそ!」、7月にブースターパック「極点超越編 幻想<シルバーバレット>」、8月に「EXパック第28弾シークレット☆フェスティバル!!」を発売するとともに、通販での関連商品の発売点数強化を行ったという。
不振の要因として、年2回実施している「ゼクストリーム」はオンラインで開催したものの、店舗での対戦・大会が新型コロナで十分に開催できなかったことをあげた。新型コロナは余談を許さないが、緊急事態宣言解除で徐々に開催されていくことでカード全体の売上増が期待される。
なお、高橋善之社長は、『Z/X』については10周年を迎えることもあり、様々な施策が行われているが、10周年を記念したイベントの開催なども考えていると明かした。内容や開催時期などについてはまだ発表できることはなく、今後、随時発表していく考えだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706