【ゲーム株概況(11/1)】セガとマイクロソフトの提携検討でセガサミーHDが大幅続伸 ソニーグループが連日の高値更新 2Q好決算のマーベラスも買われる
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11月1日の東京株式市場では、日経平均は大幅続伸し、前日比754.39円高の2万9647.08円で取引を終えた。自民党が衆院選で予想を上回る議席を獲得したことで、政局への不透明感が大きく後退し、今後実施されるであろう経済対策への期待が膨らむ形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ソニーグループ<6758>が連日の年初来高値を更新となったほか、セガサミーHD<6460>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株の一角の強さが目立った。セガサミーHDは、子会社のセガがマイクロソフトと大型グローバルタイトルの創出と次世代開発環境の構築に向けた戦略的提携を検討することで合意したとの発表が株価の刺激材料となったようだ。
また、『ルーンファクトリー』や『牧場物語』の新作など家庭用ゲームをけん引役に前週末10月29日に発表した第2四半期決算が2ケタ超の増収増益となったマーベラス<7844>も買われた。
半面、同じく10月29日の決算発表関連ではAiming<3911>とenish<3667>が売られた。
KADOKAWA<9468>は、通期予想の上方修正やテンセントとの資本業務提携、1対2株の株式分割などを発表したものの、朝方急騰した後は往って来いとなり、マイナス圏に沈んだ。
ほか、アピリッツ<4174>やモバイルファクトリー<3912>などが売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460