DONUTS、『ブラックスター -Theater Starless-』のクラブイベント「BLACK HALLOWEEN」速報レポートを公開

DONUTSは、 『ブラックスター -Theater Starless-』が10月29日、 30日に行ったクラブイベント「BLACK HALLOWEEN」の速報レポートを公開した。

<以下、オフィシャルレポート>

BLACK HALLOWEEN@渋谷WOMB 10月29,30日速報

今年は精力的にライブを開催してきたアプリゲーム「ブラックスター -Theater Starless-」がハロウィンイベントをクラブ@渋谷WOMBで、 しかも二週に渡って開催。 その第一週目、 10月29日、 30日の公演をレポートする。

第一夜は「K Music Night」。 チームKを中心としたイベントとなった。 DJ SHINSAKUによるアーバンなSEが流れるフロア。 クラブならではのフロアミュージックに浸食された会場にアッパーなロックチューンで盛り上げたところでダンサー登場。 ゴージャスだけれど妖し気なアレンジをされた「BLACKSTAR」に乗ってパフォーマンスを披露すれば、 そこから会場はハロウィンナイトに突入だ。 ステージに登場したのはホストとなるチームKのシンガー・ケイこと藤田玲、 吉野を担当する齋藤知輝、 夜光こと松本明人、 チームPのリンドウことあじっこ、 チームBのヒースを演じるTakuya IDE、 そしてチームCのシンガー・柘榴ことしゃけみー。 キョンシー姿になったしゃけみーをはじめ、 シンガーもそれぞれが仮装し、 ハロウィンを盛り上げる。 「ギラギラしていてびっくりしている」と言うライブ初登場の松本を紹介し、 藤田を中心にイベントの内容を説明したところで、 ステージはチームCの「続きは明日の夜に」から“1st STAGE”と銘打ったライブパートへと突入。

フルコーラスが初披露となる「暁の願い」はダンスでも視線を奪い、 さらに藤田とあじっこによる「Treasured」で圧倒的なパワー感のあるケイの歌声と透明感ある伸びやかなリンドウのボーカルとのコントラストを聴かせ、 ファンを熱の渦に巻き込んだ。 そんな熱いライブに続いたのはダンサーだけで魅せるダンスコーナー。 理土、 RYOMA、 Tommy、 巽imustat、 Ko、 Shumei、 TORA、 たぬき、 SHIMa、 TAKAHIRO、 PASSIONとダンサーが全員登場。 スターレスはシンガーとパフォーマーとでショーを作っていることを改めて感じさせるような、 見ているだけで心躍るダイナミックなダンサーのパフォーマンスが繰り広げられた。


その後にはシンガーたちに邪魔されながら(!?)もDJ SHINSAKUがブラスタ曲を含むフロアユースなナンバーを響かせるDJTIMEがスタートし、 イベントは“2nd STAGE”へ。

まずはシンガーによる「ブラスタクイズ大会」。 「ケイがスターレスに来る前、 何年外国にいた?」というクイズに対して解答は4択。 なんと「ヘビー嬢ちゃん(ヘビーユーザー)」と名高いあじっこが不正解という幕開けに盛り上がる会場。 続々とブラスタを掘り下げるクイズの後にステージは再びライブへ。

「だいぶ平和な感じになってきましたが、 ぶっ壊します!」とチームBの「影炎」がクラブ感溢れるステージングでアンダーグラウンドな世界へ誘い、 続く「駄犬」「無敵」でみせたIDEとダンサーによるアグレッシヴなパフォーマンスに観客の視線は釘付けとなった。

Bのステージに続いたのはダンサーによるショーステージとDJTIME。 ここで理土がハイヒール姿での圧巻のダンスパフォーマンスで会場を盛り上げ、 DJ がサウンドでフロアのテンションをアゲた。 続けてダンサーだけで魅せたRemixバージョンの「During the demise」から“3rd STAGE”はホストであるチームKのショーへ突入。 「華麗なる誘惑」では「ここからはチームKのメインライブだー!盛り上がっていくぞー!」と藤田が登場。 ダンサーのTommy、 理土、 Shumei、 PASSIONと共に煌めきのステージで会場を圧倒する。 続くケイの「snowflake」では美麗なサウンドと艶めくボーカルにシンクロした見事な映像で世界観を感じさせ、 「ひらひらり」で齋藤は存在感ある歌声と共に吉野の強い信念を聴かせた。

そしてここでチームKがスペシャル曲を披露。 「陽はここに」と「Crazy for」がマッシュアップされたトラックであじっこと藤田・齋藤が、 歌声を交差させる技術を持ったDJがいるからこそのトラックで豪華共演を聴かせた。

ここでついに藤田がチームKに新加入となった松本を呼び込み、 ユーモアあふれるMCを展開。 しかし、 「沈まぬ月」のトラックが流れ始めると空気は一変、 夜光の想いが込められた歌声で、 観客に存在感を示した。 この曲では齋藤による吉野のコーラスも入り、 ゲームで聴いたハーモニーを堪能させた。 「本当に盛りだくさんのライブで、 Kの3人も集合できたし、 明日からも走り抜けたいと思います」と言う藤田を筆頭に出演者がこの夜の感想を告げると、 イベントのラストはブラスタ初年度のハロウィン曲。 吉野の歌う「Halloween Night」だ。 ダンサーを率いて共にステップを踏んで魅せる齋藤が妖艶なメロディをその歌声で奏でてハロウィンイベント第一夜は幕を閉じた。

翌日はまさにハロウィンに染まった渋谷の街にスターレスのハロウィンが降り立つ。 第二夜は「HIPHOP Night」、 チームBがホストのライブだ。

ハロウィンアレンジのナンバーで踊るダンサーのパフォーマンスでイベントの幕開けを告げると、 シンガーが登場。 この夜はチームBのヒースCV・MCのTakuya IDE、 チームKのケイシンガーの藤田玲、 チームWの晶・シンガーの小林太郎、 チームPのリンドウ・シンガーのあじっこの4人が出演。 まずはあじっこが「Salva me」で妖艶なクリスマスソングによるエモーショナルなライブを繰り広げて口火を切り、 チームWの小林太郎が歌う「Burning Breath」で続く。 パワーボーカルでアグレッシヴで情熱的な歌声を聴かせると、 畳み掛ける「Bad Blood」でダンサーと共に攻撃的な歌声を轟かせながらブラスタの熱を放った。

そしてダンサーがそのパフォーマンスでフロアを圧倒する時間へ。 視線を釘付けにするそのダンスにハロウィンパーティーの躍動感が宿ると、 DJ SHINSAKUは「毒蛇」や「Shooooout!!!」を含む楽曲で紡ぐDJ TIMEでフロアミュージックをたっぷり楽しませた。

そして第二夜の“2nd STAGE”である「お楽しみコーナー」へ。 なんと今回は「HIPHOP Night」の名に恥じぬ「Takuya IDEの日本語ラップ講座」が開催。 生徒となった小林、 あじっこ、 藤田。 ラップとヒップホップの言葉の意味の違いやラップの解説や「影炎」のリリックを使っての韻の踏み方講座など、 クラブで座学! この展開もまたブラスタならではかも!?

そしてイベントは再びライブへ。 再開の砲を鳴らすようにアタックの強いイントロから「エギーユ・クルーズ」が響き、 藤田が煌めきのサウンドに豪奢なボーカルを重ねれば、 ダンサーは魅惑のパフォーマンスで観客を盛り上げていく。 「初めて一人で歌います!」と笑みを見せた藤田は続く「Crazy for」で王者感たっぷりの熱を放った。

そしてステージはチームBの「Judas」のRemixから始まったダンサーのショータイムや、 ダンサーとシンガーが会場と一体になって盛り上がったDJ TIMEを経て、 いよいよ“3rd STAGE”へ。 チームB「日蝕」のRemixで踊るダンサーに誘われるようにIDEが登場すれば、 この夜の主役・チームBのターンだ! 「HIPHOP Nightをはじめようぜ!」とIDEが吠え、 そのまま「無敵」が鳴り響く。 ダンサーも不敵な表情を浮かべ、 楽曲通りの無敵を掲げるチームBの無法地帯の如きステージングでそのパワーを示すと、 ダンサーのTORA、 たぬき、 SHIMa、 振り付けも担う泰智と共にIDEも踊る「影炎」でフロアは夏を思い起こさせる灼熱の宴に。

「WOMB! 壊れろ!」と煽るIDEの声に会場のサイリウムは大きく揺れ、 配信のコメント欄もオーディエンスの想いが連なる。 そして9月に公開され、 ユーザーにとってはヒースへの想いを深めることとなった「Mosquitone」が響き、 チームBへと思い馳せるオーディエンス。 そのままライブは静かなる狂気の歌「Judas」へ。 ダンサーも登場して物語が浮かぶようなパフォーマンスで魅せた後にはガラリと空気を変えて吠えに吠えた「駄犬」、 さらに「炎神」と「雷神」をマッシュアップしたナンバー「炎雷神」によって会場はダンスフロアと化す! ここでシンガーが全員登場。 全ダンサーが紹介され、 「ヒースくんの楽曲をみなさまに違った面から楽しんでもらえるように意識しました」というIDEをはじめとしたシンガーがそれぞれライブの感想を伝え、 ラストはチームBのハロウィンソング「天魔の宴」だ。 出演者全員がステージで暴れ歌う騒乱の宴となり、 妖艶かつ狂乱のTRICK OR TREATなライブは次に控えるチームPによるJ Music Nightへバトンを渡したのだった。

クラブイベントならではの演出が光った両日。 DJによるフロアミュージックと共に、 バックヤードからの映像なども駆使して魅せたダンサーたちのパフォーマンスは圧巻だった。 BLACKSTARの音楽がダイナミックかつ華麗なダンスパフォーマンスをも武器としていることを感じさせ、 次週のイベントへと期待感が高まるのを感じさせる、 そんな夜だった。

TEXT BY えびさわなち