ミクシィ<2121>の木村 弘毅社長は、本日(11月5日)開催の決算説明会で、暗号通貨(仮想通貨)及びNFTビジネスに向けた新たな提携に関して明らかにした。
今回明らかにしたのはDapper Labsとの業務提携に関してだ。Dapper Labsは「Flow」という次世代のブロックチェーンを開発、累計売上が8億ドル(約909億円)とも言われるNFTを使ったデジタルトレーディング「NBA Top Shot」を運営し、今年大きく伸長した企業となる。
ミクシィは、同社が培ってきたエンターテインメントやスポーツ領域での事業開発のノウハウを生かして新規事業を創出することで、日本においても多くの人に楽しんでもらえる NFT サービスを提供できると考え、業務提携に至ったと説明していた。
また決算説明会で、記者からの暗号資産(仮想通貨)とゲームへの期待という質問に、木村社長は「現段階ではいま公開されている情報以上の内容はない」としながらも「暗号資産(仮想通貨)やNFTに関しては非常に注目している。ゲームのマーケットの未来にも大きなインパクトになる可能性がある」と返答していた。
なお今回のDapper Labsとの提携で、ミクシィは、自社のデジタルエンターテインメントやスポーツ領域コンテンツをかけあわせたNFTサービスをいち早く展開することで、この急成長市場におけるビジネスの拡大を目指すとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121