コロナ前と比較してゲーム障害、ネット依存は1.5倍以上増加 新型コロナのストレスが一因【KDDI調査】

KDDIとKDDI総合研究所、国際電気通信基礎技術研究所は、2019年12月(コロナ前)と2020年8月(コロナ禍)を比較し、ゲーム障害、ネット依存傾向の割合はコロナ前と比較し1.5倍以上増加したことなどがわかったとする調査結果を発表した。新型コロナによるストレスが一因として考えられる。中でも、新型コロナウイルスの感染者は感染による大きなストレスに対処するためゲームにのめり込み、ゲーム障害のリスク増加に繋がった可能性があると指摘した。

 また、ゲーム障害の中核的な症状である「耐性」「離脱症状」も増加した。ゲームプレイの長さに問題を感じてもゲームをやめにくく、治療に時間がかかるとされているという。また、ゲーム障害に関しては症状の傾向から、一過性の問題でなく、コロナ禍収束後も持続した問題となる可能性も示唆した。さらに、新型コロナウイルスの感染者は非感染者に比べ、ゲーム障害になるリスクが5.67倍であるとのこと。

一方、コロナ禍では平日、休日のスマホの利用時間が増加した一方、スマホ依存傾向を示す人の数はわずかに減少した。新型コロナによる外出自粛やテレワークの普及など各種オンライン化によってスマホの利用機会が増え、スマホが仕事や勉強を邪魔する存在から、生活のための重要な存在に変わり、スマホに対する問題意識が低下したことが要因である可能性がある、とした。

なお、これは、全国の20歳から69歳の男女5万1043名を対象にオンラインで実施した調査の結果から、新型コロナウイルス感染症のパンデミックがスマホ依存、ゲーム障害、ネット依存に及ぼす影響に関して調査したものだという。