【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「ジュナイパー」の使用感をお届け! 複数の敵を削る「はっぱカッター」かスナイプ狙いの「かげぬい」か!


ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、本日(11月19日)9時より、新キャラ「ジュナイパー」を追加した。

本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。


▲ジュナイパーは遠隔・アタック型。耐久能力は低いものの、遠距離から相手のポケモンに大ダメージを与えることが得意。


▲ゲーム開始時はモクローから始まり、レベル5でフクスロー、レベル7でジュナイパーへと進化する。

ジュナイパーは通常攻撃が命中すると、少しのあいだ次の通常攻撃が速くなる効果を得られる。この効果は積み重ねることができ、4回目の通常攻撃が強化攻撃となる。強化攻撃の状態は少しのあいだ続き、飛ばせる矢羽根の数は増えるが、矢羽根1本あたりのダメージが軽くなる。

特性は「えんかく」で、遠くにいる相手のポケモンに与えるダメージが増加する。

ここからは覚える技を紹介していく。まずモクローが使用できる「このは」と「おどろかす」について。「このは」は範囲攻撃となっているため、ミツハニーとビークインの取り合いにおいて、相手や野生のポケモンのラストヒットを取るのに活用していきたい。また、上下レーンで相手が攻めてきた際には味方のゴールまで引き気味に応戦、こちらが優勢な場面になったところで、相手に逃げられる前に「おどろかす」を当てて移動速度を下げれば、通常攻撃や「このは」でKOを狙うことができる。


●このは
リキャスト:8秒
わざ種別:範囲
指定した方向へはっぱを投げて攻撃する。はっぱは、相手のポケモンに命中するとダメージを与える。わざを使ったあと少しのあいだ攻撃が上がり、通常攻撃も速くなる。


●おどろかす
リキャスト:8秒
わざ種別:必中
相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ下げる。

レベル7でジュナイパーに進化することで、まずは「はっぱカッター」か「かげぬい」を覚えられる。通常攻撃が複数攻撃になる「はっぱカッター」は、敵味方が入り乱れる集団戦において活躍が見込める。また、通常攻撃を4回当てて強化攻撃にしてから「はっぱカッター」を使用することでより高いダメージを出すことが可能だ。一方、「かげぬい」は射程の長さが最大の魅力となっている。また、残りHPの低い相手にはダメージが増加するため、後方から止めの一撃を狙いやすい。どちらもジュナイパーにとって最もダメージが見込める技となっているため、味方や敵のパーティ構成を見て、バトルをどのような展開に持っていきたいかによって技を選びたい。


●はっぱカッター
リキャスト:10秒
わざ種別:能力上昇
はっぱを放って攻撃する。わざを使ったあと少しのあいだ攻撃が上がり、通常攻撃も速くなる。このとき少しのあいだ、通常攻撃で相手のポケモンを複数攻撃できるようになる。アップグレード後は、相手のポケモンの残りHPが多いほど、通常攻撃で与えるダメージが増加する。


●かげぬい
リキャスト:9秒
わざ種別:遠隔
ちからを溜めてから指定した方向へ矢羽根を発射する。矢羽根で与えるダメージは、ちからを溜めている時間が長いほど増加するが、ちからを溜めているあいだは移動速度が下がる。ちからを最大まで溜めてから命中させると、相手のポケモンの影を地面に縫い付けることができる。影を縫い付けられたポケモンは、その場から一定距離動くとダメージを受け、移動速度も少しのあいだ下がる。アップグレード後は、残りHPの低い相手のポケモンに与えるダメージが増加する。

続いて、レベル8で「リーフストーム」か「かげうち」を覚えられる。「リーフストーム」のダメージは低めとなっているため、「相手を突き飛ばす」、「移動速度を下げる」という効果を活かして逃げ用の技として活用していきたい。一方、相手のポケモンの移動速度と防御を下げられる「かげうち」は、ダメージこそないものの必中となっているのがポイント。自身の移動速度も上がるため、どうしても相手のアタッカーを逃がしたくない場面など、こちらが追うケースでは「かげうち」が活きることが多いだろう。


●リーフストーム
リキャスト:8秒
わざ種別:遠隔
とがったはっぱであらしを起こして攻撃する。わざ命中時に相手のポケモンにダメージを与え、移動速度を少しのあいだ下げる。至近距離から命中させると、相手のポケモンをつきとばす効果もある。アップグレード後は、相手のポケモンの移動速度の下がる時間が長くなる。


●かげうち
リキャスト:12秒
わざ種別:必中
範囲内にいる相手のポケモン1匹に影を取りつかせ、ダメージを与えて移動速度と防御を少しのあいだ下げる。それと同時に自分の移動速度が少しのあいだ上がる。アップグレード後は、防御をさらに下げるようになる。

最後に、ユナイトわざ「矢継早連撃」について。最大の魅力は何といっても射程の長さだ。ただし、発動中は移動ができなくなってしまうため、味方に守ってもらえるポジションや、相手の攻撃が届かない位置取りを意識したい。盾になる味方が前にいるのであればダメージソースとしてはかなり強力なユナイトわざとなっているため、味方との連携を意識して使用しよう。


●矢継早連撃
わざ種別:遠隔
指定した方向へ矢羽根を連射し、相手のポケモンにダメージを与える。最後にひときわ大きな矢羽根を放ち、これに当たった相手のポケモンすべてにダメージを与える。相手のポケモンの残りHPが低いと、与えるダメージが増加する。わざを使っているあいだは妨害されないが、その場から移動できなくなる。

今回、ジュナイパーを使用してみて感じたのは、自身の立ち位置が非常に重要だということ。耐久力が低く、前には出られないため、常に後ろ目のポジションを意識して相手にKOされないよう立ち回りたい。また、集団戦で複数の敵のHPを削りたいなら「はっぱカッター」、止めを刺す一撃が欲しいなら「かげぬい」を、守り気味に戦いたいなら「リーフストーム」、攻めの姿勢を貫くなら「かげうち」をといった具合に技の選択によって自身の役割を変えられる点に面白みを感じた。例として、味方にルカリオがいるケースで「しんそく」を選択しているなら「かげうち」を、「グロウパンチ」を選択しているなら「はっぱカッター」を選択するなどして、お互いに足りない部分をカバーしていきたい。

(文 編集部:山岡広樹)



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