【ゲーム株概況(12/1)】NFTゲーム関連でコムシードがS高、メタバース関連でBOIが急反発と材料株が賑わう ミクシィ、コロプラ、DeNAなどが安値更新
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12月1日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反発し、前日比113.86円高の2万7935.62円で取引を終えた。直近3営業日で1600円超の下落となっていたこともあり、自律反発を意識した買い物が優勢となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コムシード<3739>が朝方から大幅続伸の動きとなり、後場に入ってストップ高した。コムシードは、11月25日に韓国FSN社とNFTゲーム事業に関する連携で合意したことを発表しており、NFT関連の一角として資金が向かいやすい状況にあるようだ。
また、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が8日ぶりに急反発した。こちらは2021年9月期決算の発表時に「メタバース」プロジェクトを組織化したことを明らかにしており、メタバース関連として引き続き物色対象になっているもよう。
そのほか、コナミHD<9766>やコーエーテクモHD<3635>など大手ゲーム株がしっかり。
半面、東映アニメ<4816>が続落し、サイバーエージェント<4751>がザラ場ベースで10日ぶりに2000円台を下回るなどさえない。
ミクシィ<2121>やコロプラ<3668>、DeNA<2432>など年初来安値を更新する銘柄も目立った。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789