【ゲーム株概況(12/3)】子会社の新作配信控えるクルーズが反発 流通株式比率向上への施策を発表のコーテクHDは需給面への懸念が先行 コムシードは一転S安
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12月3日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比276.20円高の2万8029.57円で取引を終えた。新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロン型の感染拡大への警戒感で大きく売られてきたことへの自律反発の動きもあり、終値ベースで4日ぶりに2万8000円台を回復した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ブロッコリー<2706>が7営業日ぶりに大幅反発したほか、壽屋(コトブキヤ)<7809>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、ブシロード<7803>などが買われた。
子会社StudioZの最新作『SHAMAN KING ふんばりクロニクル』の正式サービス開始を来週12月8日に控えるクルーズ<2138>は反発し、終値ベースで5日ぶりに4ケタ大台を回復した。
半面、前日12月2日に東証の新市場区分でプライム市場を選択し、上場維持基準を充たしていない「流通株式比率」向上のための施策として、「2024年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行」と「自己株式の取得及び自己株式の公開買付け」を用いたスキームを発表したコーエーテクモHD<3635>は、需給面への懸念が先行する形となり、3日ぶりに反落した。
ほか、グリー<3632>や任天堂<7974>、カプコン<9697>などがさえない。
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前日まで連日ストップ高となっていたコムシード<3739>は、500円台まで買われた後、一転ストップ安まで売られた。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635