GFAとピクセルカンパニーズ、メタバース事業の共同展開で合意 メタバース「CLUB CAMELOT」内で広告や物販、NFTゲームを提供

GFA<8783>とピクセルカンパニーズ<2743>は、この日(12月6日)、メタバース事業に関して業務提携を行い、共同事業を開始すると発表した。

GFAは、バーチャル上でCLUB CAMELOTを体験し各種イベントが楽しめる仮想空間を提供している。2021年12月20日よりオープニングコンテンツとしてVini Viciを始めとする著名DJのキャスティングし、投げ銭やデジタル空間におけるグッズ販売の決済機能等を実装する予定。同時に、2022年1月実施予定のメタバース記念イベント上で、広告協賛企業の展示や物販支援を検討している。

ピクセル社では、NFT/ブロックチェーン技術を用いたデジタル商材や関連サービスの企画・開発・運営の積極的な技術提供を行っており、また、ブロックチェーンを基盤に作られたNFTゲームに着目して準備を進めている。ピクセルグループは、NFT ゲームのみならず、オンラインカジノの周辺事業でも収益化を図っていく。

業務提携では、GFAでは「CLUB CAMELOT」でデジタル広告やメタバース空間での物販に加え、オンラインゲームを提供する一方、ピクセル社ではCLUB CMELOTのメタバース空間内でNFTゲームのPRを行っていく考え。同時に、NFTゲームの市場調査などの場としても活用を考えているそうだ。

メタバース空間「CLUBCAMELOT」で以下の事業を実施する予定。

・メタバース空間内でのオンラインゲーム体験環境の提供
・メタバース空間内でのオンラインゲーム周辺事業(アフィリエイト等)の共同推進

メタバース空間におけるオンラインゲームは、従来のオンラインゲームとの違いゲーム機本体のようなハードの購入を必要としないため、幅広いユーザーの参加が期待できるという。

GFA グループでは、今後展開しうるメタバース事業の領域を、

①エンターテイメント空間
②リビング空間
③トラベル空間

と定義している。「CLUB CAMELOT」のランドスケープ開発後、横展開を想定しているが、今回の共同事業は前記①エンターテイメント空間における事業補強と位置づけている。

また、ピクセルグループは、NFT をベースとしたブロックチェーン技術を活用するゲームの提供に向け準備を進めており、当該ブロックチェーンゲームがリリースした際には、メタバース空間「CLUBCAMELOT」においてもブロックチェーンゲームの実装を検討している。

GFA株式会社
https://www.gfa.co.jp/

会社情報

会社名
GFA株式会社
設立
2002年1月
代表者
代表取締役 片田 朋希
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
8783
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