AppsFlyerは、12月8日、Intel(インテル)と「AppsFlyerプライバシークラウド」の共同開発に向けた業務提携を行うことを発表した。
AppsFlyerプライバシークラウドは、多数の企業が固有のビジネスロジックやガイドライン、プライバシー要件にもとづき安全にデータを集約できるオープンプラットフォーム。
プライバシーを保護するための高プライバシー一括設定(AAP)、一括変換モデル(ACM)、データクリーンルーム、プライバシー保護暗号化ソリューション、予測分析の技術スタックも活用できる。
今回の提携によりAppsFlyerは、ハードウェアを強化したIntelの第3世代インテルXeonスケーラブルプラットフォームに内蔵したCrypto Accelerationを利用できるようになった。これによって、プライバシークラウドに使われる高機能暗号である準同型暗号(HE)の処理性能が大幅に高速化される。
また、プラットフォーム、アプリケーションストア、アドネットワーク、アプリ開発者がそれぞれのビジネスロジックやプライバシーガイドライン、技術スタックにもとづき、独自のプライバシークラウドアプリケーション(PCA)を定義できる。
同社では、あらゆるコネクテッドデバイスやプラットフォーム、アプリケーションストア、OS、ブラウザにおいて、優れたエンドユーザー体験とプライバシー保護を両立させたい、としている。