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三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、9月6日付のグリー<3632>のレポートで、業績予想の上方修正を行った。2012年6月期の営業利益を365億円から473億円に、2013年6月期を374億円から510億円とした。いずれも100億円を超える増額修正となっている。
同証券では、同時に発表した国内ソーシャルゲーム市場の見通しについて2013年には4000億円超の規模に拡大すると予想しているが、そうしたなかで、グリーは、蓄積されたゲーム分析ノウハウを活かして収益を伸ばしていく、との見方を示した。
予想の前提は、会員数の見通しが2012年6月期が3061万人、2013年6月期が3421万人、2014年6月期が3721万人。ただ、アプリ広告やアドネットワーク広告の売上高予想は反映していないとのこと。
海外展開については早期の収益化は難しいとみているという。集客の点では、OpenFeintのアクティブユーザーがポイントになるとし、プラットフォーマーを目指すのならば、SAPの開拓も重要なポイントになると見ているという。
なお、レーティングは「Neutral」から「Outperform」に格上げとなったほか、目標株価についても1680円から3500円に引き上げている。