【ゲーム株概況(12/10)】通期業績予想と期末配当予想を増額のアクセルが大幅反発 クルーズは新作好発進も目先材料出尽くしに 決算発表警戒でgumiは安値更新
-
12月10日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比287.70円安の2万8437.77円で取引を終えた。前日の米国市場のハイテク株安につられ、国内市場も半導体関連銘柄などを中心に売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、ユークス<4334>が反発したほか、マーベラス<7844>やトーセ<4728>、イマジニア<4644>などが堅調だった。
また、周辺株では、前日9日に2022年3月期通期の連結業績予想の上方修正や、期末配当予想の増額を発表したアクセル<6730>が商いを伴って大幅反発した。
GFA<8783>は、メタバース関連の物色に乗り、5日続伸となった。
半面、クルーズ<2138>は、子会社StudioZの新作『SHAMAN KING ふんばりクロニクル』がApp Store売上ランキングでトップ30入りを果たしたものの、目先の材料出尽くしとみた売り物に押され、ガーラ<4777>やワンダープラネット<4199>なども売られた。
本日大引け後に第2四半期決算発表を予定していたgumi<3903>は、その発表内容への警戒感から年初来安値を更新した。
ほか、セガサミーHD<6460>は、みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を2200円から2400円に引き上げたものの、この日は小幅続落で終わった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- 株式会社アクセル
- 設立
- 1996年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 松浦 一教/代表取締役副社長 斉藤 昭宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 6730