LINE、マーケットプレイス「LINE NFT」を来春に提供 IPホルダーの一時販売とユーザーの2次流通、LINE上でNFTの送受信も



LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCは、12月15日、「NFTマーケットβ」の機能を拡充したNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」を来春に提供を開始すると発表した。

現在LINE BITMAX Wallet内のサービスとして提供をしている「NFTマーケットβ」を新たに独立させ、一次販売サービスや日本円決済の導入などの機能を拡充させた総合マーケットプレイスとしてサービスを開始予定。



「LINE NFT」の新機能により、IPホルダーは、LINE Blockchain上で発行されたNFTの一次販売から二次流通までをワンストップで行うことができるほか、ユーザーは欲しいNFTを日本円で簡単に購入・ユーザー同士で売買することが可能となる。
 
また「LINE NFT」で購入したNFTは、国内8,900万人が利用するLINEのアカウントですぐに登録できるデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保管できるため、ユーザーは手軽にLINEの友だちと交換したり、送りあうことができる。


 
【NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」概要】
1)一次販売 
IPホルダーが出品したNFTをユーザーは、簡単に検索し日本円での購入が可能。IPホルダーは、LINE Blockchain上で発行されたNFTの一次販売から二次流通までをワンストップで行うことができる。

2)二次流通 
デジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保有するNFTをユーザー間で取引できるほか、二次流通においてもユーザーは欲しいNFTを簡単に検索し、日本円で購入ができる。

またIPホルダーは二次流通過程でコンテンツ料を設定し、ロイヤリティとして収益を得ることが可能。従来のデジタルコンテンツが抱えていた、複製や不正な二次流通での高額転売により本来の権利元への利益が還元されないなどのビジネス面での課題を解決するとともに、ユーザーが二次流通を行うことで好きなコンテンツを応援できる構造を備えている。


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LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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