TYO、広告制作の受注好調で2011年7月期の経常益予想を39%上方修正

ティー・ワイ・オー(TYO)<4358>は、本日(9月12日)、2011年7月期の連結業績予想を上方修正し、売上高226億円(前回予想230億円)、営業利益12億円(同10億円)、経常利益8億8000万円(同6億3000万円)、当期純利益6億7000万円(同3億5000万円)とした。     従来予想からの修正率は、売上高1.74%減、営業利益20.0%増、経常利益39.68%増、当期純利益91.43%増だった。 同社では、東日本大震災の影響で、広告の制作案件が繰り越されるなどの影響が出たものの、利益面では、第3四半期までの好調により、当初予想を上回った、としている。昨年に実施したグループ統合などに伴う業務の効率化やコスト削減施策も奏功したとのこと。 このほか、子会社Great Works Americaの清算やオランダ支店に伴い、特別損失として1億0400万円を計上したものの、経常利益の伸びで吸収した。 なお、2012年7月期については、広告需要が回復しており、受注も堅調に推移しているという。