【ゲーム株概況(12/20)】個人投資家向けIRセミナー開催のアピリッツが逆行高 ライブ配信アプリの開発中止を発表のケイブが一気に4ケタ大台割れに
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12月20日の東京株式市場では、日経平均は大幅続落となり、前日比607.87円安の2万7937.81円と2万8000円台を割り込んで取引を終えた。前週末の米国市場安に加え、中国人民銀行の利下げが中国の景気の先行きへの懸念につながり、幅広い銘柄に売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に売り優勢の中でアピリッツ<4174>が逆行高した。アピリッツは、週末に個人投資家向けIRセミナーを開催しており、『けものフレンズ3』の移管による一時的な負担が第2四半期で消化されたことなど、足元の状況についての再評価が進む形となったようだ。
また、任天堂<7974>やカプコン<9697>、スクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株の一角がしっかり。
SBI証券がレーティング「買い」を継続し、目標株価を1925円から2270円に引き上げたブシロード<7803>も難地合い下でプラス圏をキープした。
半面、台湾子会社が開発していたライブ配信アプリの開発を中止すると発表したケイブ<3760>が一気に4ケタを割り込み、一時700円台まで売られるなど急落した。
ほか、壽屋(コトブキヤ)<7809>の下げがきつく、gumi<3903>やテンダ<4198>、ギークス<7060>なども安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174