コムシード<3739>は、この日(12月21日)、韓国最大の総合デジタルマーケティンググループであるFSNと、双方の持つ技術及び事業に関する展開を最大化するための戦略的業務提携を行うと発表した。両社は先にNFTゲーム分野における協業を視野に入れた基本合意書を締結していた。
今回、コムシードが保有しているゲームコンテンツのグローバル展開を行う一方、FSNグループが保有しているデジタルコンテンツの日本展開を共同で行う。またそのために技術提供を含む総合的な協業を行うとのこと。2022年度の事業展開を見据えて事業を推進していく考えだ。
なお、コムシードの親会社である韓国Cykan Holdings(サイカン社)は、保有するFSNの転換社債(CB)をすべて株式に転換し、事業の成功に向け新たな関係を構築するため、今後2年間当該株式を売却しないことを発表した。
サイカンは、「FSNとコムシードがNFTゲーム領域を中心に連携することで、韓国と日本双方のゲーム業界に新たな価値の創出を促進するものと確信している。サイカンではそのための投資として、両者の事業を全面的に支援していく方針である」との意見表明を行った。
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789