【ゲーム株概況(12/29)】NFTやブロックチェーンに絡む提携発表のマイネットが3日ぶりに大幅反発　ブランと資本業務提携のケイブは800円台回復

12月29日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比162.28円安の2万8906.88円で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン型の国内での市中感染が相次ぎ確認されたことで、感染流行による経済回復への遅れへの懸念が意識される展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、マイネット<3928>が3日ぶりに大幅反発した。マイネットは、前日12月28日に子会社のマイネットゲームスがGaudiyと、NFTやブロックチェーンを活用したファン体験構築プラットフォームを利用したゲームコミュニティの構築について業務提携したことを発表したことが市場の関心を集めたようだ。

また、enish<3667>が3日ぶりに大幅反発し、エンターテイメント領域に強みをもつWeb開発会社であるムービングクルーの子会社化を発表したアピリッツ<4174>もしっかり。

前日12月28日にQRコードを薔薇の花にプリントし、贈り主からのメッセージを動画視聴できるようにする「QRフラワー」などを展開するブランとの資本業務提携を発表したケイブ<3760>は一時814円まで買われた。

半面、壽屋（コトブキヤ）<7809>やDLE<3686>が安く、スクウェア・エニックスHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株もさえない。