【ゲーム株概況(1/13)】メタバース関連のグリーやGFAが物色対象に 1Q決算で営業赤字転落のワンダープラネットが大幅反落 東宝は3Qの収益鈍化を嫌気
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1月13日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比276.53円安の2万8489.13円で取引を終えた。国内での新型コロナウイルスの感染が急拡大していることが市場に影を落とした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体にさえない動きが目立つ中で、グリー<3632>やGFA<8783>、日本ファルコム<3723>などが買われた。目立った材料もなく、手探りの状況において、メタバース関連を切り口にグリーやGFAなどが物色の対象となったようだ。
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』初の3DCGライブで、独自の技術ALiS ZEROを使い、モーションキャプチャー収録、CGモデル・アニメーションの制作を担当していたユークス<4334>もしっかり。
半面、前日12日に発表した第1四半期決算が1億3000万円の営業赤字となったワンダープラネット<4199>が大幅反落し、HEROZ<4382>やSHIFT<3697>、ギークス<7060>なども売られた。
東宝<9602>は、第3四半期累計決算は大幅増収増益となったものの、9~11月期間では収益が鈍化したとの見方から3日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高754億4000万円、営業利益124億9800万円、経常利益130億8600万円、最終利益92億7800万円(2023年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高34億6400万円、営業利益4900万円、経常利益2800万円、最終損益2億3600万円の赤字(2023年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高2283億6700万円、営業利益399億4800万円、経常利益427億9000万円、最終利益295億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602