NVIDIA、『ゴッド・オブ・ウォー』で NVIDIA DLSS と NVIDIA Reflex 対応 パフォーマンスが最大45%向上



NVIDIAは、1月18日、『ゴッド・オブ・ウォー』で NVIDIA DLSS と NVIDIA Reflex 対応を発表した。

今回の対応は先日公開したNVIDIA GeForce Game Ready ドライバで対応している。

■NVIDIA DLSS と Reflex による究極の『ゴッド・オブ・ウォー』 PC 体験
『ゴッド・オブ・ウォー』 は、NVIDIA RTX テクノロジに対応する最新の大作タイトルであり、NVIDIA DLSS と NVIDIA Reflex の両方が発売時からサポートされている。

■NVIDIA DLSS により『ゴッド・オブ・ウォー』 のパフォーマンスが最大 45% 向上
DLSSは、AI レンダリング テクノロジと GeForce RTX GPU のみに搭載されている Tensor コア プロセッサを活用して、『ゴッド・オブ・ウォー』 のフレームレートを高速化するとともに、 ゲームの素晴らしいグラフィックスのディテールを維持しながら、 ネイティブ解像度と同様の画質を提供する。

DLSS を有効にすると、パフォーマンスが 4K で最大 45% 向上する。これによりゲーマーは、驚異的なグラフィックス、 より高いフレームレート、いっさい妥協のない画質で『ゴッド・ オブ・ウォー』をプレイすることができる。  


■NVIDIA Reflex で『ゴッド・オブ・ウォー』の応答性が最大 22% 向上
ゲームの応答性が高いと、より没入感が高まり、 フラストレーションが溜まらず、 プレイヤーが入力をより正確に行える。『ゴッド・ オブ・ウォー』の素早いアクションと華麗なコンボは、 ゲームの難関を乗り越えるカギとなる。

PC のシステム遅延が大きいと、ゲームプレイが遅く感じられ、 コントロールの応答が悪くなる。コンボは連鎖させることが難しくなり、 トリッキーなジャンプのタイミングが外れ、 ゲームプレイは遅く感じられる。

NVIDIA Reflex は、GeForce 900 シリーズ以降の GPU でシステム遅延を迅速かつ簡単に最大 22% 削減する。これにより、ゲームプレイの応答性が高まり、 よりシビアなタイミングで回避とコンボを決められるようになる。 

DLDSR -GPU サイクルの余力を活用し画質を向上
GPU の負担が少ないゲーム (Prey、Starcraft 2、Diablo IIIなどのクラシック ゲーム) をプレイしているゲーマーは、DLDSR によってGPU サイクルの余力を活用し、忠実度を高めることができる。

DLD SRは、GPUに余力のある 1080p または 1440pモ ニターを使用しているゲーマーにとって特に有益で、 パフォーマンスへの影響を抑えながらお気に入りのゲームのビジュ アルを向上させることができる。

DLDSR は、 ラインとエッジを認識してエイリアシングとテクスチャのディテー ルを区別できるようにトレーニングされたTensor コア アクセラレーテッド AI ネットワークを採用することで、DSR を改善している。

この AI ベースのアプローチにより精度が向上し、DLDSR は、DL を使わないスーパーサンプリング手法よりも少ないピクセル数でレ ンダリングしながら、画質を向上させることができる。

たとえば、DLDSR を 2.25倍に設定すると、DSR を 4倍 に設定した場合と視覚的に同等の結果 (鮮明さと時間的安定性が向上) が得られる上、はるかに高いフレームレートで動作する。

DLDSR は NVIDIA コントロールパネルから利用可能で、大半のゲームで機能する。

新しい FreeStyle フィルター

最新の Game Ready ドライバでは、3 つの新しい高度なFreeStyleフィルター (SSRTGI、SSAO、Dynamic DOF) が提供されており、GeForce Experience の設定メニューでゲーム内オーバーレイを有効にして、 ゲームプレイ中に Alt + F3 を押すとアクセスできる。

SSRTGI (Screen Space Ray Traced Global Illumination) は、一般に「Ray Tracing ReShade Filter (レイ トレーシング ReShade フィルター)」として知られ、 お気に入りのゲームのライティングとシャドウを強化し、 奥行き感と臨場感を高める。

SSAO (Screen Space Ambient Occlusion) は、特に薄暗い/屋内環境内で、3D オブジェクトが交差する近辺のシャドウの外観を強調する。

Dynamic DOF (被写界深度) は、 シーン内のオブジェクトの近接度に基づいてボケスタイルのぼかし を適用し、ゲームに映画のようなサスペンス感を与える。
 

スケーラー テクノロジの比較
様々なスケーラー テクノロジが GPU メーカーから提供されているものの、 それぞれが目標達成のためにさまざまな手法を使用していることか ら、マーケティング ラベル (「Ultra Quality」や「Quality」など) で単純に比較することはできず、 画質のレベルが大きく異なることがあrる。

ある手法の「Ult ra Quality」モードは、別の手法の「Quality」 モードと同様の画質を提供する場合がある。

そのため、さまざまなスケーリング手法を比較するには、NVID IAでは画質モード全体を調べて同等の画質レベルを見つけてから 、パフォーマンスを測定することを常に推奨している。

このアプローチを「ISO 品質比較」と呼んでいる。これを簡単に行うために、NVIDI AはICAT と呼ばれるツールを提供している。


参考までに、以下に一般的な推奨事項を記す。
NVIDIA Image Scaling (NIS) は大半のゲームと互換性を持つドライバベースの空間アップスケーラー。低解像度でレンダリングし、 モニターの解像度にアップスケーリングすることでパフォーマンス を向上させる。また、すべての GPU 向けにオープンソース SDK としても利用できる。通常、AMD の FSR 空間アップスケーラーと比較される。

DLDSR / DSR も大半のゲームと互換性のあるドライバレベルの空間ダウンスケー ラーです。より高い解像度でレンダリングし、 モニターの解像度にダウンスケーリングすることで画質を向上させる。DLDSR / DSR は通常、AMD の VSR 空間ダウンスケーラーと比較される。

DLSS はディープラーニング、Tensorコア、 時間的なゲームデータを使用して、 ネイティブ解像度に匹敵する画質を維持しながらパフォーマンスを 向上させる。

DLSS と競合技術との比較を決定するには、常に「ISO 品質比較」で行おう。DLSS は、AI と時間的フィードバックを使用して、 動いているオブジェクトを正確にレンダリングし、 空間アップスケーラーで見られる「ポッピング」 などのアーティファクトを排除する唯一のテクノロジ。DLSSは比類のないテクノロジ。


NVIDIA

会社情報

会社名
NVIDIA
企業データを見る