Coinbase、次世代型出版プロジェクト「DAO BOOK PROJECT」に協力 DAOにまつわる歴史、法律、税金考察などをまとめた書籍出版を目指す



Coinbaseは、1月26日、次世代型出版プロジェクト「DAO BOOK PROJECT」の始動を発表した。本プロジェクトは、Github上にて参加型コミュニティを開設し、参加者の知識を持ち寄りDAOにまつわる歴史、法律、税金考察などをまとめた書籍の出版を目指す。

2020年に注目を集めたDeFiに続き、2021年にはNFTが一般層まで浸透しました。今年2022年におけるデジタルの波は、DAOに注目が集まっている。

DAOは、DeFiやNFT、そしてWeb3と分散型テクノロジーによるイノベーションにより、管理者がいなくとも志を同じくする人々が、ミッションの実現に向けて自らが自律的に価値を提供し、プロジェクトを推し進めることができる革新的な組織モデルであり、それは、現実世界の働き方や生き方までも変える可能性が十分にあるといえる。

今回、DAOをテーマとする書籍出版に向けて、本を制作するための「DAO BOOK PROJECT」が立ち上がった。本プロジェクトでは、各分野の第一人者をコアメンバーに迎え、最新のDAO情報を集約。さらにGithub上にて参加型コミュニティを開設し、出版過程においてコンテンツ制作の参加者を募集することで、より完成度の高い書籍づくりを目指す。コンテンツ制作に協力していただいた参加者には、報酬としてNFTを配布するなど、出版の新しいモデルの模索も試みる。

「DAO BOOK PROJECT」は、ビジネス面での活用を考えるビジネスパーソンだけでなく、暗号資産、NFTに興味をもつ全ての人々にとっても価値のある書籍づくりの実現へと導くことはもちろん、本プロジェクトに参加いただき知識の共有や執筆者の一人となることにより、DAOの世界を体感することもできるプロジェクトといえる。

コアメンバー・キム ヘガン氏より「DAO BOOK PROJECT」へのコメント
この度、暗号資産・仮想通貨領域の次なるトレンド「DAO」(分散型自律組織)に関するプロジェクトを日本で立ち上げることが出来たこと、非常に嬉しく思います。世界では日進月歩で進化しているDAOですが、日本ではまだまだ一次情報が足りないのが現状です。「DAO BOOK PROJECT」を通して、より多くの方々がDAOについての理解を深められればと考えています。また、このプロジェクトは本の内容をNFTやコミュニティの力を使って作り上げることから、新しい出版の形も模索していくことになります。ぜひ制作過程についてもご注目していただければ幸いです。


◇コアメンバー
Haegwan Kim - キム ヘガン
Coinbase 日本マーケティング部長 兼 事業戦略リード。

Makoto Inoue - 井上 真
ENS(Ethereum Name Service)コアメンバー開発者。

長瀨 威志
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー 弁護士/ニューヨーク州弁護士

柳澤 賢仁
柳澤国際税務会計事務所代表・税理士。

高瀬俊明
TART(タルト)代表取締役

敬称略

◇「DAO BOOK PROJECT」 URL
Github
https://github.com/dao-book/dao-book

Coinbase(コインベース)

会社情報

会社名
Coinbase(コインベース)
企業データを見る