ドリコム<3793>の第2四半期累計(4-9月期)の連結業績は、売上高15億6800万円(前年同期比46.3%増)、経常利益7900万円(同0.7%減)、四半期純利益1300万円(同693.0%増)となりました。
同社の開示資料によれば、携帯コンテンツやソーシャルゲームサーボス、法人向けマーケティングソリューションの売上が伸びたものの、携帯コンテンツの広告宣伝費やソーシャルゲームの運用費が増加したため、経常利益はほぼ前年並みになったようです。損益計算書を見ても、販管費が前年の7億円から8億7700万円に増加していることが確認できます。
また、当初の計画に比べると、携帯コンテンツやソーシャルゲームサービスの売上は計画どおりで、法人向けマーケティングソリューションは低調だったとのこと。
3月通期は、売上高34億4000万円(前期比45.4%増)、経常利益2億8000万円(同36.2%増)、当期純利益2億0800万円(同104.1%増)を見込んでいます。
【コメント】
ドリコム社の決算短信を見てて、マーケティングソリューションは、法人の投資抑制が続いており、低調だったとしながらも、同セグメントの売上は前年同期比17.1%増、セグメント利益は248.3%増と利益が伸びています。計画ではもっと伸びるはずであった、ということなのかもしれません。同社のリワード広告「poncan」に係る売上については、顧客への提案や集客の施策が奏功し、かなり伸びているという話を聞いているのですが。。。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793