インフォコム、22年3月通期の営業益を110億円から105億円に下方修正　「めちゃコミ」が海賊版サイトの影響と外出自粛による特需剥落で苦戦

インフォコム<4348>は、この日(1月27日)、2022年3月通期の連結業績予想の下方修正を行い、売上高660億円(前回予想700億円)、営業利益105億円(同110億円)、経常利益105億円(同110億円)、最終利益70億円(同73億円)と売上高と各利益項目をそれぞれ引き下げた。

・売上高:660億円(前回予想700億円)
・営業利益:105億円(同110億円)
・経常利益:105億円(同110億円)
・最終利益:70億円(同73億円)

従来予想からの修正率は、売上高5.7%減、営業利益4.5%減、経常利益4.5%減、最終利益4.1%減となっている。

・売上高:5.7%減
・営業利益:4.5%減
・経常利益:4.5%減
・最終利益:4.1%減

ネットビジネス・セグメントの電子コミック配信サービスにおいて、海賊版サイトの影響拡大と外出自粛による特需剥落の影響が第3四半期から出ており、今後も継続する見通し。

その一方、IT サービス・セグメントでは、コロナ禍の影響を受けつつも営業活動等の工夫や改善が進み、病院向け事業及び企業向け事業ともに堅調に推移する、とした。