【決算レポート】オルトプラス、第1四半期は既存タイトル減衰や新作開発費で営業損失2.28億円と赤字拡大 スポーツBLCゲーム開発、2タイトル受託
オルトプラス<3672>の第1四半期(21年10月~21年12月)の連結決算は、売上高15億0300万円(前年同期比16.4%減)、営業損失2億2800万円(前年同期は1億1000万円)、経常損失1億9400万円(同6400万円)、最終損失1億9300万円(同6500万円)だった(収益認識に関する会計基準の適用に伴い、売上高の前年同期比は参考値)。
・売上高:15億0300万円(同16.4%減)
・営業損失:2億2800万円(同1億1000万円)
・経常損失:1億9400万円(同6400万円)
・最終損失:1億9300万円(同6500万円)
主力のゲーム事業では、オンラインクレーンゲームなどの受託開発売上を新たに計上したものの、既存運営タイトルの配信期間の長期化によりゲームアプリの売上高が減少するとともに、スポーツタイトル1タイトルのサービスを終了したことから、ゲーム事業全体では売上が減少した。
なお、第1四半期末のサービス提供タイトル数は、10タイトル(自社パブリッシングタイトル7、運営受託タイトル3)となった。
利益面では、売上減少に伴う売上総利益の減少に加えて、新規ゲームタイトルの開発費など先行費用を計上したことが響き、営業、経常、最終の各損益は赤字となった。
・Jリーグオフィシャルライセンス ブロックチェーンサッカーゲーム
・メジャースポーツゲーム
・オンラインクレーンゲーム(受託)
・モバイルゲーム(受託)
受託開発については、これまでは検収基準によって収益を認識していたが、開発の進捗度に基づき収益を認識する進行基準に変更したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672