SEGA XD、香川県高松市立協和中学校にて社員教育向けカードゲーム『emotcha（エモッチャ）』を用いた教職員コミュニケーション力養成ワークショップを実施
セガ エックスディーは、2021年 11 月 25 日にノバルティス ファーマと共同開発した社員教育向けカードゲーム『 emotcha（エモッチャ）』を用いて、香川県高松市立協和中学校の教職員向けにコミュニケーション力養成を目的としたワークショップを実施した。
社員教育向けカードゲーム『 emotcha（エモッチャ）』は、2020年11月9日に同社とノバルティス ファーマが社員のコミュニケーション能力向上を目的に共同開発し、対外的に発表をおこなっていた。
そうした中、 香川県高松市立協和中学校が、 職員のコミュニケーション力向上と職員間の相互理解を高める事で、 よりよい教育を児童に提供することを目的に『 emotcha（エモッチャ）』について関心をもったことがキッカケで、今回のオンラインワークショップを実施した。
- ワークショップ実施概要
実施日は2021年11月25日（木）。 コロナ禍という状況も鑑みて、 オンラインで開催。 ワークショップ参加者は、 香川県高松市立協和中学校の教員、 職員の計40名。 ワークショップをファシリテートするのはSEGA XDから4名が参加し、 社員教育向けカードゲーム「 emotcha（エモッチャ）」を用いて約2時間のワークショップを開催した。
＜ 使用するカード ＞
『エモーションカード』『トピックカード』『レベルカード』
※『レベルカード』はオンライン開催の為今回は使用せず
＜ ゲームフロー ＞
１.
「エモーションカード」と「トピックカード」の2枚を引き、 話すエピソードを考える。
２.
エピソードを思いついた参加者からカードに沿ったエピソードを話す。
３.
エピソードを話した人の話の内容や話し方などから、 どのくらいそのエピソードの中で感情が動いたかを予測する。
- ワークショップを通して
約2時間によるワークショップは、 最初こそ緊張の面持ちで始まったが、 各々が過去経験したエピソードを話し、 それを聞いて感情の強弱に思い巡らせる中、 次第に盛り上がっていき、 各教員・職員の様々な価値観やこれまで歩んできた人生を知ることで相互理解を高める事ができたようだ。
（ワークショップの実施風景）
＜ 教員・職員による体験談（一部抜粋） ＞
ワークショップ後に協和中学校の教員・職員からの感想の一部を抜粋して下記に記載。
| 「エモッチャでは相手の感情レベルを当てるという目的を聴き手に与えることで、 真剣に話を聴く場を作ることや、 話の内容だけでなく、 表情や声の大きさや抑揚、 動作など、 より相手を観察しながら聴くという聴き手のスキルアップの向上など、 様々な効果を生みだしているように思いました。 」 |
| 「研修に参加した職員はどの職員も満足しており、 仕事の意欲の向上や組織の活性化に効果を得ることができました 。 また、 それだけにとどまらず、 今回の研修を通して 、 教育の現場において、 子どもの自己肯定感を高めることや、 授業で教材を開発していく上でのヒントもいただいたように思います。 」 |
| 「最初は不安だったのですが、 同じチームのメンバーの話を聞くのはとても楽しかったです。 同じ職員室にいるとはいえ、 なかなか話す機会がない先生もいて、 意外な一面を知ることもできました。 事務職員の方とも、 普段は個人的に話す機会がなかったのですが、 仲良くなるきっかけになり、 いっしょに研修をうけていただいてよかったです。 」 |
- 今後の取り組みについて
「 emotcha（エモッチャ）」は企業の社員研修として誕生したが、 今回は図らずも教育現場でも活用する機会を得ることができた。今後も企業や社会のあらゆる課題に対して、 柔軟で効果的なエンタテインメントソリューションを提供して人々を幸せにすることを目指していく。
- 「 emotcha（エモッチャ）」とは
「 emotcha（エモッチャ）」は、 カードゲームを通して参加者それぞれの個性や価値観を理解・共感し、 相手の「人間性」に焦点をあてたコミュニケーション力を養うことができるコンテンツ。 "勉強する"のでなく、 ゲームを楽しみながら、 その時々の参加者の組み合わせによって応用力を養う。
組織の規模に合わせて、 研修やチームビルディング、 日々の会議時のアイスブレイク、 上長とチームメンバー間の対話のきっかけとして活用でき、 組織の活性化と個人の発想力向上を促す。 また、 新たな働き方環境を考慮したオンラインでの開催も可能なツールであることも特徴となっている。
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