【ゲーム株概況(2/4)】3Q好決算を材料にコナミHDが大幅反発 任天堂も決算評価で買われる 「ゆるキャン△」スマホゲーム開発のenishも続伸
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2月4日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比198.68円安の2万7439.99円で取引を終えた。米国でネット通販大手のアマゾンが好決算を発表し、株式先物市場が上昇したことを受け、国内市場も後場に入って買いの動きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コナミHD<9766>が大幅反発した。コナミHDは、前日2月3日に発表した第3四半期決算が過去最高益を更新するなど好調な内容だったことが市場の関心を集めたようだ。
また、同様に第3四半期決算の決算内容に加え、業績予想と配当予想の上方修正を発表したことを材料に任天堂<7974>も反発した。
ほか、ワンダープラネット<4199>やアピリッツ<4174>、サイバーステップ<3810>が高く、前日にTVアニメ「ゆるキャン△」初となるスマホ専用ゲームを開発中であることを明らかにしたenish<3667>も続伸した。
半面、前日急騰したエディア<3935>が反落し、KADOKAWA<9468>やモブキャストHD<3664>が売られた。KADOKAWAは、第3四半期期間(10~12月)の業績の減速が目立ったことが市場から嫌気されたもようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766