【ゲーム株概況(2/9)】前期最終益の大幅増益や配当増額を発表のネクソンが大幅反発 第3四半期が大幅営業減益で着地のDeNAは大幅続落
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2月9日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比295.35円高の2万7579.87円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて、国内市場も好決算銘柄などを中心に物色の動きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>が大幅反発した。ネクソンは、前日8日に発表した2021年12月期の通期決算で最終利益が大幅増益となったことに加え、配当予想の増額修正を発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、KADOKAWA<9468>が5日ぶりに反発し、ワンダープラネット<4199>や東京通信<7359>も買われた。
周辺株では、8日に発表した第3四半期決算が大幅な増益となったアクセル<6730>が一時1200円台まで買われるなど大幅続伸した。
半面、8日に発表した第3四半期決算で営業利益が前年同期比38.5%減となったDeNA<2432>が大幅続落となり、同じく第3四半期決算が大幅減益となったクルーズ<2138>も3日続落した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「ニュートラル」を継続し、目標株価を5900円から6300円に引き上げたスクウェア・エニックスHD<9684>は、この日は小幅続落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659