バンナムHD、第3四半期のアミューズメント事業は売上高44%増の613億円、セグメント利益43億円と大幅増収黒字転換　施設・業務用ゲームともに回復進む

バンダイナムコホールディングス<7832>は、第3四半期におけるアミューズメント事業の業績について、売上高は前年同期比44.4%増の613億円、セグメント利益は43億円(前年同期は97億円のセグメント損失)と大幅増収・黒字転換したことを明らかにした。

売上高の内訳は、業務用ゲームが同74.5％増の164億円、アミューズメント施設が同35.6％増の449億円だった。前年同期は新型コロナの感染拡大への対応で休業期間が発生したことなどが響き、多額の損失計上を行っていた。

同社では、今期も新型コロナの影響を受けたものの、国内アミューズメント施設の既存店売上高が同20.7%増となり回復の兆しが見えたほか、欧州やアジアのアミューズメント施設についても回復した、としている。

四半期別の売上高は以下のとおり。アミューズメント施設と業務用ゲームとも四半期売上高は新型コロナ前の水準に戻っている。