ボーンデジタルは、もんしょ氏と黒澤徹太郎氏、mino氏による書籍『作例で学ぶ Substance 3D Designerの教科書』を全国の書店を通じて3月3日より発売する。価格は6600円(税込)。
近年、ゲームや映像をはじめとするさまざまなCG制作では、高品質かつ大量の素材を素早く用意することが求められている。その制作をサポートするツールとして、さまざまな現場で高い評価を受けているのが「Substance 3D Designer」。昨年よりAdobeの製品ラインナップに加わったことで、さらに幅広い分野での活用も期待されている。
本書では、「Substance 3D Designer」にこれからチャレンジしたい人やさらに使いこなしたい人に向けて、その機能や制作ノウハウをサンプルを使いながら、ていねいに解説した。サンプルデータはダウンロードできるので、実際に手を動かしながら学んでいくことができる。
また、Substance製品のラインナップであり、組み合わせることでさらに効率がアップできる「Substance 3D Painter」および「Substance 3D Sampler」との連携についても詳しく解説した。2021年2月に刊行した「作りながら覚える Substance Painterの教科書」から、ステップアップしたい読者にも最適な1冊となっている。
【目次】
第1章 Substance3D Designerの基礎
1-1 言語設定を英語に変更する
1-2 UIの概要と操作
1-3 グラフビューの概要と操作
1-4 作例を使ったグラフ作成の手順
1-5 コメントの追加とグラフの整理
1-6 パラメータのエクスポーズ
1-7 まとめとショートカット一覧
第2章 基本的なマテリアル作成の流れ
2-1 観察の重要性
2-2 マテリアル作成の準備
2-3 プレビューの方法
2-4 石の作成
2-5 石を配置する
2-6 小さい土の塊の作成
2-7 枯草の作成
2-8 土の生成
2-9 Normalの作成
2-1 0Heightマップの作成
2-1 1Roughnessマップの作成
2-1 2AOマップの作成
2-1 3BaseColorマップの作成
2-1 4パラメータの作成
2-1 5エクスポート
2-1 6外部ツールで利用してみる
第3章 ノードの活用テクニック
3-1 よく使うノードとその挙動
3-2 実際の作例でのノードTIPS
3-3 関数グラフ入門
3-4 部品の分割
第4章 Substance3D Painterとの連携
4-1 Substance3D Painterの特徴とSubstance3D Designerとの違い
4-2 Substance3D Painterのインターフェイス
4-3 Substance3D Painterの要素
4-4 Substance3D Painterの基本的な使い方
4-5 Substance3D Designerで作成したマテリアルを使用する
4-6 Substance3D Designerでアウトラインフィルターを作って使用する
4-7 Substance3D Designerでドリップフィルターを作って使用する
第5章 Substance3D Samplerとの連携
5-1 Substance3D Samplerとは
5-2 Substance3D Samplerのインターフェイス
5-3 Substance3D Samplerの基本的な使い方
5-4 Substance3D Samplerの活用例1-写真のマテリアル化
5-5 Substance3D Samplerの活用例2-写真のアトラスマテリアル化
5-6 Substance3D DesignerでSampler用のフィルターの作成
5-7 写真撮影の注意事項
第6章 Substance Automation Toolkitを使った自動化
6-1 Substance Automation Toolkitのライセンス
6-2 Substance Automation Toolkitのインストール
6-3 Batchtools
6-4 Pythonモジュールを利用する
6-5 Pixel Processorを使った画像フィルターの作成
6-6 テンプレートを利用したマテリアルの自動量産
付録A PBRの基礎知識
付録B Substance3D Samplerのフィルター一覧
【概要】
書籍名:作例で学ぶ Substance3D Designerの教科書
刊行予定日:2022年3月3日
著者:もんしょ、黒澤徹太郎、mino
定価:6600円(本体6000円+税10%)
ISBN:978-4-86246-526-9
サイズ:B5変形判
ページ数:576ページ(オールカラー)
発行:ボーンデジタル
会社情報
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