アクアプラスは、本日(2月22日)、2月1日付で新たにCEO(代表取締役)として野田稔氏が就任したことを発表した。
同社は、これまで代表取締役社長の下川直哉氏が既存のゲーム開発・プロデュース事業に加え、新規事業の創出や会社全体の経営も管轄してした。しかし、今後より一層の事業強化と組織の成長を加速させるために、中核事業であるゲーム開発やプロダクトに下川氏が専念できる環境を整えるため、経営メンバーとしてエンターブレインやKADOKAWA<9468>などで手腕を揮ってきた野田氏をCEO(代表取締役)に迎えることを決定した。これに伴い、下川氏はCOO(執行役員)に就任する。
なお、今後は野田氏が知見を有する海外での事業展開も視野に踏まえ、さらなる組織の成長と事業拡大を推進していくとしている。
【野田稔氏経歴】
1988年 株式会社アスキー入社、ログイン編集部・ファミコン通信(現・週刊ファミ通)配属
2001年 エンターブレイン 常務取締役就任、ファミ通を中心としたメディア・コンテンツ・MD等事業責任者
2009年 株式会社リンク 代表取締役
2010年 角川コンテンツゲート ゲーム事業統括事業部長、エンターブレイン ゲーム事業責任者兼務
2012年 株式会社アプリカ 社外取締役
2020年 株式会社afterFIT EnegyShif 編集部マネージャー
2020年 株式会社スナッグルアップ設立 代表取締役
2021年 株式会社アクアプラス 社外取締役就任
【野田稔氏コメント】
アクアプラス3.0へ
ヒットゲームメーカーを語るうえで欠かせない要素のひとつが、IPへの、ファンの皆様からの熱い支持だと思っております。
弊社はクリエイティブのトップである下川COOが、彼とともに歩んだ優秀なスタッフ=クリエイターとまさにファンの方々に寄り添いながら、長年ヒットコンテンツを供給し続けてまいりました。
私自身も過去の経歴においてさまざまなエンタメコンテンツに関わりながら人生を歩んできましたが、そんな私のこのアクアプラスという会社の第一印象は、いままで関わらせていただいた数々の会社やプロジェクトにもまして熱いストーリーメーカーを有している、日本でも最高峰のパブリッシャーであると認識している次第です。
アクアプラスと同社のかかえるオリジナルのIP群を、あらためて日本のみならず、世界において拡大戦略を取っていくことが、今後の大きな事業戦略の柱となっております。
旧IPの再活用だけでなく、新しいIP開発、コンテンツの配給事業形態、変化するプラットフォームも視野にいれ、よりファンとともに歩めるアクアプラスとしてマーケットでのシェアを着実に広げていき、私たちは柔軟さをもって、アクアプラス3.0を提唱いたしたいと思います。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アクアプラス
- 設立
- 1994年10月
- 代表者
- 代表取締役 三上 政高