doublejump.tokyo、複数人での秘密鍵管理する「N Suite」でハードウェアウォレットLedger連携機能をリリース

doublejump.tokyoは、2月24日、複数人での秘密鍵管理を可能にするサービス「N Suite」で、ハードウェアウォレットLedger連携機能をリリースいたしました。本連携により、N Suiteのワークフロー機能で、Ledgerに保管する秘密鍵の使用を管理できるようになる。

Ledger連携の背景Ledger連携の背景N Suiteは、ワークフロー機能によりブロックチェーンの秘密鍵を組織で安全に管理するためのサービス。クラウドに保管した秘密鍵を組織で安全に共有する仕組みを提供している。これらの仕組みにより、NFTの発行や暗号資産の送金など日常的に発生する作業をオンライン上でスムーズに完結することができる。
 
一方、高額の暗号資産などに関しては、ハードウェアウォレットにより、通信環境から隔離されたオフラインで秘密鍵を保管したいというニーズがある。組織がハードウェアウォレットで秘密鍵を管理する場合にも、N Suiteのワークフロー機能を使って秘密鍵の使用を管理できるように、ハードウェアウォレット「Ledger」との連携機能を提供開始した。
 
Ledger連携機能概要
Ledger連携機能が加わったことで、N Suiteのワークフロー機能でLedgerに保管された秘密鍵の使用を申請することができるようになった。申請が承認された後、LedgerをN Suiteに接続し、署名操作を行うことで、申請された操作を実行できる。これにより、Ledgerで保管している秘密鍵も、どのような目的で、誰の許可によって使用されたかを管理することができるようになり、組織での秘密鍵管理が効率化する。
 
■クラウド型とハードウォレットの併用
N Suiteで管理する秘密鍵の保管方法を用途に応じて、クラウド型とハードウェアウォレットの選択ができるようになった。

・クラウド型： NFTの発行や限定的な金額の送金など、日常的な作業で使う秘密鍵を保管
・ハードウェアウォレット：高額な暗号資産を保管 




N Suiteのサービスについて



N Suiteは、複数人で秘密鍵管理できるビジネス向けNFT管理サービス。NFT発行や暗号資産の送金、スマートコントラクトのデプロイなど、NFT/Web3領域の事業をスムーズかつ効果的に行うための製品を揃えている。組織の秘密鍵管理の課題を解決することで、組織がWeb3の基盤となるブロックチェーンにアクセスするハードルを下げ、Web3の発展を加速させることを目指す。


■N Suiteの3つの製品
・秘密鍵を共有管理できるワークフロー機能を提供するダッシュボード
・秘密鍵を保管しない認証用のウォレット
・クラウドでセキュアに秘密鍵を保管するシステム
 
■ 利用申込方法
N Suite オフィシャルサイト（ https://www.nsuite.io/ ）の「お問い合わせ」より、利用希望の旨を連絡。