【ゲーム株概況(3/1)】colyが3日続伸して終値ベースで2000円台を回復…MyDearestへの出資が評価材料に　『ヘブバン』好調でグリーに関心も

3月1日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸となり、前日比317.90円高の2万6844.72円で取引を終えた。ウクライナに侵攻したロシアに対して欧米や日本などが行う追加金融制裁が明らかとなったほか、ウクライナとロシアの停戦交渉の次回交渉が示唆されたことで、リスク回避の動きがやや後退した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、coly<4175>が3日続伸し、終値ベースで11日ぶりに2000円台を回復した。colyは、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発・提供を行っているMyDearestに出資することを発表しており、VRゲームの開発やメタバースを見据えた事業シナジーを図るとしていることが市場の関心を集めたようだ。

また、バンク・オブ・イノベーション<4393>やワンダープラネット<4199>が大幅続伸し、子会社WFSの『ヘブンバーンズレッド』が短時間ながらApp Store売上ランキングで首位を獲得したグリー<3632>も反発した。

バンダイナムコHD<7832>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株も総じて買われた。

半面、モブキャストHD<3664>が反落し、ボルテージ<3639>やトーセ<4728>などがさえない。