【ゲーム株概況(3/4)】ほぼ全面安の商状の中でBOIが強さを見せる 国内証券が投資判断「買い」でカバー開始のKADOKAWAはしっかり colyは反落
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3月4日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比591.80円安の2万5985.47円で取引を終えた。ロシア軍がウクライナの南部ザポロジエにある原子力発電所を攻撃し、火災が発生したと報じられたことで、一時は下げ幅800円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ほぼ全面安の商状の中で、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>とNJHD<9421>が強さを見せた。BOIは、4~6月期にリリース予定の新作『メメントモリ』への期待が評価の底流にあるようだ。
また、丸三証券が投資判断「買い」、目標株価3300円で新たにカバレッジを開始したKADOKAWA<9468>もしっかり。
半面、カヤック<3904>やワンダープラネット<4199>、ビーグリー<3981>などが売られ、サイバーエージェント<4751>は3日続落した。
coly<4175>は、初の常設店舗「coly more! 池袋PARCO店」を4月1日付でオープンすることを発表したが、この日は反落した。
ほか、モバイルファクトリー<3912>やケイブ<3760>なども安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億2900万円、営業損益8億700万円の赤字、経常損益8億100万円の赤字、最終損益5億4100万円の赤字(2021年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 夏野 剛/代表取締役 執行役員 Chief Human Resources Officer(CHRO)兼Chief Literature & Movie Officer(CLMO) 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2212億0800万円、営業利益185億1900万円、経常利益188億2200万円、最終利益128億2000万円(2022年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468