『ウマ娘』中心に5タイトルが激しい首位争い！　グリー系のWFSとKeyの新作『ヘブバン』が早くも首位獲得！　App Store売上ランキング振り返り

2月26日～3月4日のApp Store売上ランキング上位の動きを振り返っていこう。まず、首位争いの状況から見ていきたい。この週は、『ウマ娘 プリティーダービー』と『Fate/Grand Order』が2日ずつ、そして、『ヘブンバーンズレッド』と『パズル＆ドラゴンズ』『ポケモンGO』が1日ずつ首位を獲得するなど、5タイトルが首位を獲得した。

一見すると混戦模様に見えるのだが、『ウマ娘 プリティーダービー』が常時2位以内に位置しており、同タイトルを中心に首位争いが繰り広げられたとみていいだろう。

さて、今週のトピックスとしては、グリー<3632>系のWFSとビジュアルアーツの注目作『ヘブンバーンズレッド』が首位を獲得したことがあげられる。data.aiによると、2月28日22時から3月1日6時まで8時間ににわたって、App Storeの全体（ゲームカテゴリーを含む）セールスランキングで首位をキープした。

同タイトルでは、2月28日11時より、メインストーリー第三章「作られた指と稲穂の海」を開幕するとともに、ピックアッププラチナガチャに「SS[真宵晴るれば、一閃心静]月城最中」と「SS[一夜の夢]逢川めぐみ」を追加しており、売上を伸ばしたようだ。 

出所：data.ai


 

2月28日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、Cygamesの『ウマ娘プリティーダービー』が首位をキープした。

続く2位には、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が前日の11位から浮上してきた。『モンスト』は、2月27日12時より、ガチャ「超・獣神祭」を開催しており、限定キャラクターの「アミダ」「ハレルヤ」「アルセーヌ」「バサラ」「カノン」「ネオ」の6体が排出対象となっていることが売上に寄与しているようだ。

出所：data.ai

また、Happy Elementsの『あんさんぶるスターズ！！Music』が前日の41位から5位に急上昇してきた。『あんスタMusic』は、2月27日15時より、「スカウト！色彩百花」を開催しており、「★5三毛縞 斑」や「★4深海 奏汰」が新カードとして登場していることが今回の順位上昇につながったもよう。

出所：data.ai

ほか、2月27日に2周年を迎え、その記念施策を展開中のサムザップの『この素晴らしい世界に祝福を！ファンタスティックデイズ』や、Qookka Gamesの『三國志 真戦』などがトップ30に復帰した。

3月1日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、月末の施策効果で大きくランキングが入れ替わる中で、Cygamesの『ウマ娘プリティーダービー』が首位をキープした。

続く2位には、Wright Flyer StudiosとKeyの『ヘブンバーンズレッド』が前日の12位から上昇してきた。『ヘブバン』は、2月28日11時より、メインストーリー第三章「作られた指と稲穂の海」を開幕するとともに、ピックアッププラチナガチャに「SS[真宵晴るれば、一閃心静]月城最中」と「SS[一夜の夢]逢川めぐみ」が登場していることが今回の順位上昇につながっているようだ。

出所：data.ai

また、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』が前日の165位から9位に急浮上してきた。『パワプロ』は、2月28日より、野球界のレジェンドであるイチローさんとのコラボを開始しており、その中で4回目に「SR」以上の「イチロー」が1枚必ず出現する「祝賀会 イチローコラボ記念ガチャ」を実施していることが大きく売上に寄与しているもよう。

出所：data.ai

ほか、コロプラ<3668>の『白猫プロジェクト』や、バンダイナムコエンターテインメントの『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国』などもトップ30に復帰した。

3月2日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、Cygamesの『ウマ娘プリティーダービー』の首位が続いた。

トップ10圏内では、LINEとNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が前日の12位から7位に入ってきた。『ツムツム』は、3月1日より、「モンスターズ・インク」公開20周年を記念した新ツムとして、「笑わせ屋マイク」「ブー〈チャーム〉」「ロズ」が登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：data.ai

また、スクウェア・エニックスの『オクトパストラベラー 大陸の覇者』が29位とトップ30に復帰した。『オクトラ大陸の覇者』は、3月1日より、「NieR:Automata キャラクターコラボ」を開催しており、「NieR:Automata」よりコラボキャラ「2B」「9S」「A2」が期間限定で登場していることがトップ30復帰の原動力となったようだ。

ほか、レベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』と、IYAGAMESの『おねがい社長！』がトップ30に復帰した。

3月3日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

『FGO』は、3月2日18時より、期間限定イベント「15人の理知的なメガネたち」を開始するとともに、期間限定サーヴァント「★5(SSR)アルジュナ〔オルタ〕」をピックアップした「ホワイトデー･スペクタクルズピックアップ召喚」を開催していることが今回の首位獲得につながったようだ。

出所：data.ai

また、サムザップの『戦国炎舞 -KIZNA-』が前日の97位から18位に急上昇してきた。『戦国炎舞』は、3月2日15時より、「威信と誠心の闘将 シリーズガチャ」を開催していることなどが売上に寄与しているもよう。

出所：data.ai

ほか、ポケモンとDeNA<2432>の『ポケモンマスターズ EX』や、バンダイナムコエンターテインメントの『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』などがトップ30に復帰した。

3月4日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、上位2タイトルの順位は変わらず、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

続く3位には、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前日の11位から浮上してきた。『ドッカンバトル』は、3月3日17時より、新SSR「【ひさしぶりの大仕事】ギニュー」が登場した「ドッカンフェス」を開催していることが売上に寄与しているようだ。

出所：data.ai

また、コナミデジタルエンタテインメントの『eFootball ウイニングイレブン 2021』が前日の44位から6位とトップ10圏内に入ってきた。『ウイイレ2021』は、アルベルト フェレール、ディエゴ マラドーナ、ヨハン クライフ、イバン サモラーノ、ルイス フィーゴ、ローター マテウスのアイコニックモーメントがピックアップ対象となった2つのエージェントが3月3日より登場していることが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：data.ai

ほか、NetEase Gamesの『IdentityⅤ』や、DeNA<2432>の『逆転オセロニア』などがトップ30に復帰した。