「Lunascape Wallet」開発のG.U.テクノロジーズ、Coral Capitalらから2億6000万円の資金調達 NFTを始めとするWeb3領域への開発を強化を実施
G.U.テクノロジーズは、3月9日、Coral Capital、自然キャピタルからプレシリーズAにて2億6000万円の資金調達を実施し、これまで総額3億6100万円の資金調達を完了したと発表した。
今回の資金調達により、NFTを始めとするWeb3領域、エンタープライズ・ブロックチェーン領域、ステーブルコインを始めとするフィンテック領域におけるソリューション提供へ向けた開発を強化するとしている。
今後はエンタープライズ向けのEthereum互換Layer2コンソーシアム・ブロックチェーンの運営をはじめ、Web3時代を見据えたステーブルコイン、DeFi、NFTを含む様々な実証実験を提携企業と進めるとともに、顧客のブロックチェーンビジネスを支援するためのインフラやツール提供、コンサルティングや開発支援を強化していく予定という。
■G.U.グループのプロダクト開発について
・「G.U.Blockchain Cloud」「G.U.Blockchain Cloud」は、世界標準のブロックチェーン開発インフラとなりつつあるEthereum互換のLayer2サイドチェーンを「誰でも簡単・低コスト」に構築できる日本初のクラウドサービス。導入により、主にエンタープライズ・ブロックチェーン領域において、Ethereumエコシステムの恩恵を受けながらも速度やプライバシーを重視したEthereum互換サイドチェーンを簡単に構築することができる。
既に多くの導入実績があり、オープン型チェーンには不向きな匿名性や高速性が必要な取引や、高速なトランザクション、手数料を安く、もしくは不要にできる点などが評価され、ブロックチェーンを利用したポイントシステム事例、NFT基盤の導入事例、監査性の向上を目的としたデータベース構築事例など、様々なユースケースで利用が進んでいる。
今後は、Web3時代に向けて盛り上がるWeb業界や、DeFi(分散金融)が盛り上がる金融業界、そしてNFTが盛り上がっているエンターテイメント業界やトレーサビリティや物流管理などでの利用が始まっているサプライチェーン業界など、幅広い企業での導入を見込んでいる。
G.U.Blockchain Cloud:https://www.bccloud.net/ja/
・「Lunascape Wallet」
「Lunascape Wallet」は、使いやすいカード型UIのEthereumウォレットで、DApps対応Webサイトでのコンテンツ取引を手軽に実行可能。3大テストネットはもちろんカスタムネットワーク(Mainnet、Ropsten、Rinkeby、Kovan等)にも対応できるウォレット。
国産開発のため、日本の法令を遵守し、日本語でのサポート対応が可能。Google Chromeにて簡単に拡張可能で、複数のアカウント作成や切り替えも手軽に行うことができる。
サイドチェーンごとの通貨管理機能が標準搭載されており、Ethereumの規格「ERC20互換」のトークンを追加して、送受信を行える。任意のトークンも追加できるため、開発のテストや非公開のトークン取引にも対応可能。
Lunascape Wallet:https://www.lunascape.org/wallet
・「G.U. net」
ブロックチェーン開発の体験や情報発信サイトを運営している。Web3の振興に寄与するため、興味のある開発者がすぐにブロックチェーン開発を体験できるテストネット(G.U.Sandbox Chain)、Web3領域におけるコンテンツの発信を目的とし、様々なWeb3に関わる情報発信を行っている。
今後は、エンタープライズに特化したコンソーシアムの運営、開発者同士のコミュニティを活発化させ、世界標準のブロックチェーン並びにWeb3の世界を構築していく。
金融と情報が融合した新たなデジタル革命時代に向けて、豊かな発想と確固たる技術で誰もが自由で幸せな社会を作っていくことを目指し、ブロックチェーンを通じて社会課題を解決していく。
G.U.net :https://gu.net/ja/
会社情報
- 会社名
- G.U.テクノロジーズ