【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「ジュラルドン」の使用感をお届け! ダメージマーカーを管理して「りゅうのはどう」で広範囲に大ダメージ!


ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、3月15日より、新たなポケモン「ジュラルドン」を追加した。

本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。


▲ジュラルドンは、遠隔・アタック型。耐久能力は低いものの、遠距離から相手のポケモンに大ダメージを与えることが得意。


▲進化はしないため、ゲーム開始時からジュラルドンの状態でスタートする。

ジュラルドンは、3回目の通常攻撃が強化攻撃となり、長いビームを発射する。ビームに当たった相手のポケモンはすべて、大きなダメージを受ける。

特性は「ヘヴィメタル」で、ふきとばし、つきとばしを1回無効にする。一度、この特性が発動すると、次に発動するまで一定の待ち時間が必要となる。

ここからは覚えるわざを紹介していく。まずはレベル1・2で習得できる「とぎすます」と「メタルクロー」について。使用後に追加ダメージが入る「とぎすます」は、リキャストが9秒と長めに設定されていることもあり、野生ポケモンには極力使用せず、相手のポケモンと接敵した際に使用したい。追加ダメージは3匹まで与えられるようになっているので、相手の中央レーンが上下に参加してくる8分50秒、7分20秒前後のタイミングには残しておくようにしよう。一方、「メタルクロ―」は一撃のダメージが大きいため、野生ポケモンの取り切りなどにも積極的に使用していきたい。また、わざの使用後に強化攻撃のスタックが溜まるため、強化攻撃⇒メタルクロ―⇒強化攻撃という順番に攻撃を繋げれば一気に


●とぎすます
リキャスト:9秒
わざ種別:能力上昇
少しのあいだ、受けるダメージが軽減する。その後の通常攻撃を相手のポケモンに命中させると、追加ダメージを1回与えられる(のべ3匹まで)。


●メタルクロ―
リキャスト:8秒
わざ種別:妨害
硬いツメで攻撃する。わざ命中時に相手のポケモンにダメージを与え、移動速度を少しのあいだ下げる。わざを使ったあと、次の通常攻撃が強化攻撃になる。

次に、レベル5で覚える「ラスターカノン」と「りゅうのはどう」について。自身が固定砲台となる「ラスターカノン」は、移動ができない代わりに広範囲への強力な攻撃が可能となる。わざの発動中は動くことができないため、有利な位置取りや、前で敵の攻撃を受けてくれる味方と協力して戦える形がベストだ。なお、バトルアイテムの「だっしゅつボタン」や、後述する「ドラゴンテール」と組み合わせれば、発動中に位置を変えることもできることを覚えておこう。一方、「りゅうのはどう」は、覚えた段階からジュラルドンの攻撃で相手にダメージマーカーを付与できるようになる。このダメージマーカーは、1匹につき最大5つまで溜めることができ、数が多いほどわざが命中した際に多くの追加ダメージを与えることができる。ダメージマーカーなしの状態では威力が高くないため、如何にスタックを管理しながら立ち回れるかがジュラルドンを使いこなすコツのひとつとなりそうだ。


●ラスターカノン
リキャスト:6秒
わざ種別:能力上昇
指定した方向へ地面を割き、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて移動速度を少しのあいだ下げる。その後少しのあいだ、通常攻撃や強化攻撃を使うと、体の光を1点に集めて力を放つようになる。届く距離が長くなり、光に当たった相手のポケモンすべてにダメージを与えるようになる。強化攻撃のダメージは通常攻撃よりも大きく、移動速度を少しのあいだ下げる効果も加わる。アップグレード後は、割かれた地面にいる相手のポケモンを少しのあいだ行動できなくする。


●りゅうのはどう
リキャスト:8秒
わざ種別:範囲
チャージ後、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。チャージ時間中は移動速度が下がるが、チャージ時間が長いほどわざの範囲は広くなり、与えるダメージも増加する。このわざを覚えると、相手のポケモンに何らかのダメージを与えるたび、そのポケモンにダメージマーカーを付けられる。そして「りゅうのはどう」使用時、付いていたダメージマーカーの数に応じて、わざが命中した相手のポケモンに追加ダメージが与えられる。わざが命中するとダメージマーカーはすべて消え、さらに相手のポケモンをKOしていれば、このわざの待ち時間が短くなる。また、その後3回の通常攻撃を相手のポケモンに命中させれば、命中するたびに追加ダメージが与えられ、このわざの待ち時間がさらに短くなっていく。アップグレード後は、このわざで相手チームのポケモンをKOするとHPが回復する。

続いて、レベル7で覚える「ドラゴンテール」と「ステルスロック」について。攻撃と同時に移動も兼ねられる「ドラゴンテール」は、非常に使い勝手が良い印象。移動速度が遅いジュラルドンにとっては、「ラスターカノン」「りゅうのはどう」のどちらも組み合わせることを検討できそうだ。よりシナジーがあるという意味では、強制的に移動を封じられている「ラスターカノン」との組み合わせが注目されそうだが、「ドラゴンテール」は複数のポケモンにヒットするため、「りゅうのはどう」のダメージマーカーを溜める攻撃として「ドラゴンテール」を選択するのもなしではない。一方、「ステルスロック」を選択する際は、もう一方のわざには「りゅうのはどう」を選びたい。設置型の継続ダメージわざとなっており、わざ単体のダメージを期待するというよりは、ダメージマーカーを溜めることに特化したわざに見受けられるためだ。固まって動く相手に一気にバーストダメージを出すことを狙うのであれば、「ステルスロック」と「りゅうのはどう」の選択が強力だろう。


●ドラゴンテール
リキャスト:1.1秒
わざ種別:妨害
相手のポケモンをつきとばす。その反動で自分も少し後ろに下がる。わざを使ったあと、次の通常攻撃が強化攻撃になる。わざの最大保有回数は2回。アップグレード後は、わざ命中時、相手のポケモンに追加ダメージを1回与える。


●ステルスロック
リキャスト:1秒
わざ種別:妨害
指定した範囲に岩の破片を漂わせ、範囲内にいる相手のポケモンに継続ダメージを与えて移動速度も少しのあいだ下げる。もし指定した範囲へ岩が到達する前に相手のポケモンと接触した場合、破片の範囲はその相手のポケモンを中心に展開する。相手のポケモンは何回もダメージを受けると少しのあいだ移動できなくなる。わざを使ったあと、次の通常攻撃が強化攻撃になる。わざの最大保有回数は2回。アップグレード後は、わざの最大保有回数が増える。

最後に、ユナイトわざ「ジュラルディザスター」について。より多くの相手ポケモンを巻き込むほど自身に付与されるシールド効果も多くなるため、残り2分で出現するサンダーを巡る攻防ではもちろん、相手のゴールに点数を押し込みたいときや、自陣ゴールを攻められた際の防衛にも使用しやすい。ただし、ジュラルドンはアタック型で元々の耐久力が高くないため、あまり過信せずしっかりと相手に勝ち切れるラインを見極めてユナイトわざを使用したい。


●ジュラルディザスター
わざ種別:範囲
周囲の地面に向けて、ぐるりと光線を放つ。相手のポケモンに命中すると、ダメージを与え、自分はシールド効果を得て攻撃も少しのあいだ上がる。わざを命中させた相手のポケモンが多いほど、シールド効果は強くなり、攻撃も上がる。光線のあと、範囲内にいる相手のポケモンにもういちどダメージを与える。光線が通った跡は燃え続け、燃えている部分に触れた相手のポケモンはダメージを受けて移動速度も少しのあいだ下がる。

今回、「ジュラルドン」を使用してみて感じたのは、アタック型の名の通り火力を出すことに優れたポケモンであるということ。しかし、同じ遠距離でもリーチを守りながら戦うエースバーンやゲッコウガとは異なり、「ジュラルドン」は味方に守ってもらいながら戦うことが必須となるだろう。前線で相手の動きを止めながらわざを受けてくれるヤドランやマンムーがチームにいれば、強力な布陣を敷くことができそうだ。「ジュラルドン」がユナイトバトルに参加したことで、これまでとは違った戦略や編成が見られるようになるかもしれない。



(文 編集部:山岡広樹)



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