IMAGICA GROUP、22年3月通期の最終益を25億円から18億円に下方修正 のれんや固定資産の減損損失14億円計上 本業好調で売上と営業益は増額
IMAGICA GROUP<6879>は、この日(3月29日)、2022年3月通期の連結業績予想の修正を行い、売上高800億円(前回予想770億円)、営業利益28億円(同20億円)、経常利益32億円(同25億円)、最終利益18億円(同25億円)、EPS40.55円(同56.32円)とした。
・売上高:800億円(前回予想770億円)
・営業利益:28億円(同20億円)
・経常利益:32億円(同25億円)
・最終利益:18億円(同25億円)
・EPS:40.55円(同56.32円)
従来予想からの修正率は、売上高3.8%増、営業利益40.0%増、経常利益28.0%増、最終利益28.0%減となっている。
・売上高:3.8%増
・営業利益:40.0%増
・経常利益:28.0%増
・最終利益:28.0%減
売上高については、懸念していたオミクロン株による業績への影響が軽微であり国内・海外共に動画配信事業者向けの E2E サービスが引き続き好調に推移していることに加え、音楽ライブ収録やCM制作の受注も好調なことから、前回発表値を上回る見込みとなった。
利益面については、営業利益、経常利益については、増収効果に加えて、映像制作サービス事業における構造改革の効果など固定費削減が奏功した。
その一方、最終利益については、のれんの減損損失8億3000万円と固定資産の減損損失4億5000万円など、約14億円を特別損失に計上することにより前回発表値を下回る見込みとなった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社IMAGICA GROUP
- 設立
- 1935年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 長瀬 文男/代表取締役社長 社長執行役員 長瀬 俊二郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6879