ironSource、モバイルゲーム向けマーケタビリティテストツールを発表 業界初となるリリース可否に関する意思決定プロセスを製品化
ironSourceは、モバイルゲーム向けマーケタビリティテストツールを発表した。業界で初めてゲームリリースの可否に関わる意思決定プロセスを製品化したという。
<以下、プレスリリースより>
この意思決定をサポートするツールは、 サンドボックス環境を構築してゲームと対象オーディエンスの親和性を検証・予測します。 結果としてマーケタビリティスコアが算出され、 デベロッパーはどのタイトルへ投資をするべきかどうかの判断を、 より正確に行うことができるようになります。 ゲームのマーケタビリティと競合分析を兼ね備え、 最終的にデベロッパーの意思決定に関する指標を提供する市場で唯一のツールとなります。
一般的に、 開発者が新たなゲームコンセプトの検証を行う際は、 様々な課題に直面します。 従来までこの業界には、 素早くプロトタイプを検証して、 どのタイトルへ投資するべきかの確定的な結論を提供してくれるソリューションがありませんでした。 そのため、 適正なオーディエンスを獲得できていなかったがために、 テスト時のデータとグローバルローンチ後のデータが大きく乖離してしまい、 失敗してしまうケースも珍しくありません。
ironSourceのマーケタビリティテストツールはこのプロセスから当て推量を排除し、 予測オーディエンスを対象に検証し、 マーケタビリティカーブ上に検証対象タイトルの結果だけでなく、 同ジャンルの競合タイトルも可視化します。 ゲームが黒字を維持しながらスケールできるかの判定がスコアにて算出され、 開発者は容易にフルスケールのプロモーションを行うかどうかの意思決定をすることができるようになります。 このツールを利用することで、 開発者は費用対効果をもとにリソースの配分や活用ができるだけでなく、 テストマーケティングのリスクを軽減して高ポテンシャルのタイトルを迅速にローンチすることができるようになります。
「タイムトゥマーケットと利ざやが極めて重要な業界であるにもかかわらず、 この業界にはゲームがスケールできる能力を予測して、 ローンチすべきかどうかについて確実な結論を導き出すツールがありませんでした。 当社のマーケタビリティツールはこの状況を一変させます。 このツールを利用すれば、 開発者は成功する可能性が高いアプリに時間を集中させることができるので、 潜在的なヒット作品を逃すことがなくなります」とironSourceのVP ProductであるNimrod Zutaは述べています。 「当社のパブリッシングソリューションであるSupersonicは、 このツールを利用してColor Matchなどのハイパーカジュアルジャンルにおける最新のヒットタイトルを素早く特定し、 結果的にこのゲームは14週間以上もチャートの上位に滞在しています。 そして、 このツールがironSourceのLevelPlayを利用している他の開発者やパブリッシャーも利用できるようになりました。 このローンチによって更に重要なビジネス機能がLevelPlayに集約され、 アプリ開発者がアプリをスケールするために必要なツールすべてが1つのプラットフォーム上で提供されるようになりました。 」
会社情報
- 会社名
- ironSource Japan
- 設立
- 2010年4月
- 代表者
- 峰 秀一郎(General Manager in Japan)
- 上場区分
- kimura