gumi Cryptos Capital、Web3特化の2号ファンド『gumi Cryptos Capital Fund II』が約130億円の資金調達 過去にはOpenSeaへの投資も
gumi Cryptos Capitalは、3月31日、Web3領域に特化したシード・アーリーステージ企業を投資対象とする「gumi Cryptos Capital Fund II」の資金調達が完了したと発表した。
ファンド規模は110百万米ドル(約130億円)、運用期間は10年を予定している。
■全VCの上位1%のパフォーマンスを達成した「gumi Cryptos Capital」の後継ファンド
gumi Cryptos Capital Fund(1号ファンド)は、Web3領域に特化したシード・アーリーステージの企業への投資を目的とした投資ファンドで、2018年5月の投資活動開始から3.5年で計36社に投資し、うち8件はリード投資家として参画する。
特にNFTのマーケットプレイスとして世界一のユーザーを抱えるOpenSea、ブロックチェーンゲームにおける最大のDAOとして注目されているYield Guild Gamesにシードから投資を行うなど、Web3領域で活躍する世界トップクラスの起業家を多く支援している。
そのほかにも、Celsius Network, Qredo, Agoric, Astar, 1inch, VEGA protocolなど、更なる成長が期待できる数多くのユニコーン企業のポートフォリオを保有している。
gumi Cryptos Capital Fund IIは、高い実績を実現した1号ファンドの後継ファンドになる。
■gumi Cryptos Capital Fund IIの概要
名称 | gumi Cryptos Capital Fund II |
ファンド総額 | 110百万米ドル(約130億円) |
主な投資対象 | Web3領域全般 (エクイティ&トークン) |
主な対象ステージ | シード・アーリー |
主な出資社 | gumi, 新生銀行、GMF Capital,、Rockaway Ventures |
■gumi Cryptos Capital Fund IIの特徴
gumi Cryptos Capital Fund IIは、Web3関連のゲーム、NFT、DeFi、メタバース、各種DAO関連、マルチチェーン、マルチリージョン、クロスチェーンソリューション、インフラ、開発者向けのツール、アプリケーションなどの分野を対象に、約50社への投資を実施予定。
出資額は初期投資および追加投資を通じて、1社あたり50万ドルから500万ドルの想定。
gumi Cryptos Capital Fund IIは、1号ファンドに引き続き、クリプト分野でグローバルに活躍するパートナーによって運営。パートナーは全員、M&AやIPOによって企業をエグジットした経験。
また、gumi Crypto Capitalは、サンフランシスコと東京に本社を置き、グローバルな投資家基盤を有している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903