【ゲーム株概況(4/4)】東証の新市場区分初日は波乱のない動きに Web3関連での話題持つドリコムやKLabに物色が向かう 国内証券がカバー開始の任天堂はしっかり
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4月4日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反発し、前日比70.49円高の2万7736.47円で取引を終えた。前週末の米国市場高を受けて、買いが先行したものの、そこから積極的に上値をうかがうようなエネルギーには欠けた展開となった。
東証は、本日(4月4日)、新たな市場区分「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」が始動したが、この日は動きの小さい穏やかな市場の動きとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アピリッツ<4174>やドリコム<3793>、KLab<3656>などが買われた。目新しい材料に欠ける中で、直近にWeb3関連事業で動きを見せていたドリコムやKLabが材料を焼き直す形で物色を集めたようだ。
また、水戸証券が投資判断新規「B+」、目標株価7万1000円でカバーを開始した任天堂<7974>はしっかり。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が大幅続落し、UBS証券が投資判断を「BUY」から「Neutral」に格下げしたスクウェア・エニックスHD<9684>が反落した。
周辺株では、Gunosy<6047>が11日ぶりの反落となった。ここまでの急ピッチの上昇で、やや過熱感が強まり、利益確定の売り物が優勢な展開となっているもようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974