クリーク&リバー社、22年2月通期の決算は売上高12%増の417億円、営業利益39%増の34億円と過去最高業績を達成

クリーク&リバー社<4763>は、4月7日、22年2月通期(21年3月~22年2月)の連結決算を発表し、売上高417億9900万円(前の期比12.0%増)、営業利益34億1100万円(同39.4%増)、経常利益34億1900万円(同37.6%増)、最終利益22億2400万円(同35.0%増)と大幅増益となり、過去最高の業績となった。

・売上高:417億9900万円(同12.0%増)
・営業利益:34億1100万円(同39.4%増)
・経常利益:34億1900万円(同37.6%増)
・最終利益:22億2400万円(同35.0%増)
・EPS:194.18円

同社グループがネットワークするクリエイター、医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、研究者へのニーズは底堅かった。新型コロナの感染再拡大による影響が医療分野や会計・法曹分野を中心としたエージェンシー(人材紹介)事業に出たものの、クライアントニーズへのきめ細やかな対応を継続することで前年実績を上回って推移した。

特に、中核を担うクリエイティブ分野(日本)におけるプロデュース事業や電子書籍、YouTube等のライツマネジメント事業、クリエイティブ分野(日本)並びに医療分野におけるエージェンシー事業が好調に推移した。

また、前期から取り組んできた営業面並びに社内業務面におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化をさらに進めたことで、生産性の向上及び業務効率化が進展した。

また、第4四半期に既存事業の伸長を狙いとした広告宣伝費を投下したが、連結を構成する16社中14社が前期からの利益向上を果たした。


■2023年2月期の見通し
続く23年2月通期の業績については、売上高440億円(前期比5.3%増)、営業利益40億円(同17.2%増)、経常利益40億円(同17.0%増)、最終利益25億円(同12.4%増)、EPS112.15円を見込む。

・売上高:440億円(同5.3%増)
・営業利益:40億円(同17.2%増)
・経常利益:40億円(同17.0%増)
・最終利益:25億円(同12.4%増)
・EPS:112.15円

株式会社クリーク・アンド・リバー社
http://www.cri.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社クリーク・アンド・リバー社
設立
1990年3月
代表者
代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
決算期
2月
直近業績
売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4763
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