ボードゲームメーカーであるオインクゲームズは、 2022年4月23日~24日に東京ビッグサイトで開催される「ゲームマーケット2022春」にて、 「カンケリ専用カンセット」を発売する。また、公式オンラインショップでの販売は4月29日(金)開始となる。
オインクゲームズではこれまで、 様々なゲームデザイナーによるボードゲームを発売してきたが、世の中には作者のいない優れた伝承ゲームも存在する。こうした伝承ゲームは、 流通しているモノや環境の変化によって、 時代とともに忘れられてしまうものも珍しくない。
本作は一般社団法人鬼ごっこ協会の協力のもと、優れた伝承ゲームである「カンケリ」をしっかりとしたモノとルールという形で残していきたい、という強い気持ちから開発された。
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<以下、プレスリリース>
1300年以上続く鬼ごっこ文化の流れを受け継ぎ、 戦後またたく間に子どもたちに普及した「カンケリ」。 身体を動かす喜びに加えて、 戦略性や”ボードゲーム的な”ジレンマが存在するこの遊びは、 昭和の子どもたちを虜にしました。
遊ぶのに適した缶の消失や場所の減少とともに遊ばれなくなってきていますが、 現代の子どもたちや、 すでに遊ばなくなった大人たちにも、 ぜひ遊んで欲しい伝承ゲームです。
「カンケリ専用カンセット」では、 子どもたちに愛された「カンケリ」のシンプルな面白さはそのままに、 ルールをまとめています。 遊びやすいアイテム一式を収容したプラ製のパッケージは、 そのままカンとして使えるよう、 蹴りやすい大きさにこだわっています。
日本の鬼ごっこ文化の歴史から「カンケリ」に迫る、 一般社団法人鬼ごっこ協会による解説本「カンケリのデザイン」もセットになった商品です。
昭和の子どもたちを魅了した外遊び「カンケリ」は、 カンを守る親と、 カンを蹴ろうとする鬼に分かれて遊ぶ、 アクティブなかくれんぼ。 鬼はカンを蹴る前に親に見つかると捕まえられてしまう。 隠れて様子をうかがい、 機を見計って飛び出そう。
日が暮れるまでに熱中して遊んだ世代も多いこの遊び。 世の中のカンが薄く改良されていくとともに遊ばれなくなっていきましたが、 このたび一般社団法人鬼ごっこ協会の協力を得て、 ルールをまとめ、 遊びやすいカンとともに、 ひとつのパッケージにおさめました。
<カンケリのルール概要>
・ひとりが「親」になり、 それ以外が「鬼」です。
・「親」はカンを守りながら、 隠れている「鬼」を見つけ、 カンのそばで名前を呼びます。
・「鬼」は「親」から隠れながら、 名前を呼ばれる前にカンを蹴ることを目指します。
※詳しいルール説明やアイテムの使用方法は説明書に記載してあります。
ゲームマーケットの会場では、 特別価格の2,000円で購入可能です。 ぜひブースで実際に手にとってみてください。 オインクゲームズのブースは【エリアB04】です。
オインクゲームズは今後もデジタル/アナログなどのメディアにとらわれず、 人々の日常生活をより楽しく豊かにするゲーム作品を提供してまいります。
【商品概要】
◆商品名: 「カンケリ専用カンセット」
◆価格: ゲームマーケット会場では 冊子「カンケリのデザイン」とセットで特別価格2000円で販売
◆対象年齢: 6歳以上
◆プレイ時間: 約10分
◆プレイ人数: 2~10人
◆内容物: カンケリ専用カン(兼パッケージ)1個 / ペグ1本 / ひも1本 / くじ10本 / 遊び方説明書
◆ゲームデザイン:日本の子どもたち
◆監修:一般社団法人鬼ごっこ協会
◆ディレクション・アートワーク:佐々木隼
◆紹介ページURL: https://oinkgames.com/ja/games/analog/kankeri
【ゲームマーケット2022春概要】
名称:ゲームマーケット2022春
開催日時:2022年4月23日(土)・24日(日) 11時~17時
会場:東京ビッグサイト 西展示棟1,2ホール
会場所在地:東京都江東区有明3-11-1
URL: http://gamemarket.jp/access/