Meta Quest v39ソフトウェア・アップデート 新しいHome環境やマルチタスク機能を追加



MetaのReality Labsは、4月11日、Meta Quest v39ソフトウェア・アップデートについて発表した。

まもなく配信を開始するv39のソフトウェア・アップデートでは、安らぎと静寂を与えてくれる雄大な山の中へ連れて行ってくれる新しいHome環境や、マルチタスクをより設定しやすくするための新機能も登場する。

また、Appleファンの利用者に向けて、v37のアップデートで登場したヘッドセットへのリンク共有機能がiOSにも搭載される。詳細は、以下を確認しよう。

Home環境「Mountain Study」
VRでは、利用者はオフィスを好きなように、どこにでも作ることができる。

v34のアップデートでは、生産性を重視したHome環境の第一弾として「Studio」を配信したものの、今回は第二弾として、都会から離れた場所を提供する。

雪をかぶった山頂とレッドウッドの静かな大聖堂をイメージした新しい「Mountain Study」環境は、Messengerで通話をするにも、その日のニュースをチェックするにも、小説を書くにも、集中するのに最高の場所。

この新しいHome環境にアクセスするには、Questの設定メニューにあるv39の新しい「バーチャルワークスペース」タブを探す。


また、このタブを利用して、ワークスペースに持ち込んだ複合現実のデスクやソファを管理することができる。

マルチタスク機能を正式に導入
この1年の間、Questを装着したままマルチタスクができるように、数々の機能を追加してきた。

今までは、設定タブのテスト機能として導入したものの、これからは、すべてのマルチタスク機能が正式な機能として利用可能になり、オプトインが必要なくなる。



さらに、利用者のQOL(生活の質)に役立つ機能の導入や様々な改良をした。例えば、複数のインスタンス(Meta Quest ブラウザなど)をサポートするアプリでは、ユニバーサルメニューにあるアイコンをクリックした時に、復元したいウィンドウを選択できるようになった。

また、複数のアプリを切り替えて、最後に開いていたアプリに戻ることもより簡単にできるようになった。これらの機能は今後1か月の間に正式に導入される予定。

iOSでヘッドセットとリンク共有
v37でAndroid向けのヘッドセットへのリンク共有機能を発表、今回、v39ソフトウェア・アップデートでiOSデバイスからのリンク共有対応も開始する。



ヘッドセットへのリンク共有を使用すると、スマートフォンからQuestに、VRコンテンツを迅速かつ簡単に共有することができる。

例えば、他の利用者から「Tokyo Origami」へのリンクを共有してもらったり、Redditで他の利用者がプレイしている面白そうな体験を試してみたいときなど、ヘッドセットを装着していても、いつでも開くことができるようになる。

まずはQuestの電源を入れ、Bluetoothが有効になっていることを確認していただき、次に、スマートフォンでウェブサイトを開き、「共有」をクリックし、Oculusモバイルアプリから「今すぐ開く」を選択した後、「ヘッドセット」を選択すると、ヘッドセットを装着したときに自動的にブラウザで開く。

また、「Meta Quest ブラウザ」のロゴも変更した。

今回のv39ソフトウェア・アップデートの詳細は以上となり、これから段階的に配信する。


Meta(Facebook)

会社情報

会社名
Meta(Facebook)
企業データを見る