Yomi Games、200万ドルの資金調達 カジュアル分野に焦点をあて「クリプトのZynga」を目指す


シンガポールを拠点とするYomi Gamesは、4月19日、200万ドル(2億5600万ドル)の資金調達実施を発表した。調達した資金はPlay-and-Earn(プレイして稼ぐ)のエコシステム構築に充てるとしている。具体的にはマーケティング強化やコミュニティの成長を強化する。

出資はHypersphere Ventures、Infinity Ventures Crypto (IVC)、Sfermion、Cultur3 Capital 、Maveron、Momentum 6、Taureonらによるもの。


同社のOni SquadのNFTコレクションは、1月下旬にフリーミントでローンチ、初日の取引量は300ETH(100万ドル)に到達したという。またカジュアルゲーム「Oni Mansion」においても、イーサリアム上のNFTミントを無料で提供していた。

プレイヤーは、お互いの邸宅を共有したり訪問したり、メッセージを残したりするデイリーミッションに参加。ミッションをクリアするとトークンを獲得し、自分の邸宅をアップグレードするための新たな特徴を購入することができる。このように、プレイヤーが自分の屋敷を更新し、新しい特徴をアンロックすることで、全体のレアリティが常に進化していく仕組みになっている。

また、このゲームは、いくつかの外部のイーサリアムベースのNFTコレクションもゲームをプレイできる。

『Oni Mansion』は、複数の異なるブロックチェーン(Ethereum & Polygon)上のNFTプロジェクト間で、アセット間のブリッジを必要としない相互運用性を特徴としている。

Yomi Gamesは、ブロックチェーンや暗号のゲームに慣れていないプレイヤーに対応したカジュアルでソーシャルなゲームプレイに焦点を当て、「クリプトのZynga」となることを目指すとしている。

今後の目標としてモバイルファーストで、広くアクセス可能であり、暗号に慣れていないプレイヤーのための簡単なオンボーディングを重視する予定。