【ゲーム株概況(4/21)】サイバーステップが連日のS高…同業ネッチの買収発表で ゲームサービス事業でのNFT販売開始を発表のマイネットも一時S高
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4月21日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比335.21円高の2万7553.06円で取引を終えた。米国の長期金利の上昇が一服したことで、国内も市場の心理が改善した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>が連日のストップ高となった。サイバーステップは、前日4月20日に「ネットキャッチャー ネッチ」を運営するネッチの全株式を取得し、子会社化したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、マイネット<3928>が一時ストップ高となるなど、商いを伴って3日ぶりに大幅反発した。マイネットは、同じく4月20日にWeb3領域の初のサービスとしてゲームサービス事業でNFT販売を開始すると発表したことが評価材料となっているもよう。
ほか、バンク・オブ・イノベーション<4393>やGFA<8783>が買われ、コムシード<3739>は5日続伸した。
半面、グリー<3632>が目先の過熱感の高まりから大幅反落し、ワンダープラネット<4199>も月初の株価から約2倍に上昇してきたことへの利益確定の売り物に押された。
そのほか、coly<4175>やカヤック<3904>が売られ、明日4月22日に第1四半期決算の発表を予定しているモバイルファクトリー<3912>は、その発表内容への警戒感から続落した。
SMBC日興証券が投資判断「2」を継続し、目標株価を1700円から2100円に引き上げたセガサミーHD<6460>は、その引き上げられた目標株価が足元の株価を下回っていることもあって反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810